帝国ホテル 東京では、東京都美術館にて開催される「マティス展」とのタイアップ企画としてディナーコース「ムニュ マティス(Menu MATISSE)」を、2023年5月23日(火)から8月20日(日)までタワー館地下1階「ラ ブラスリー」にて提供する。
日本では約20年ぶりの大規模な回顧展となる「マティス展」。1869年に生まれたアンリ・マティスは、純粋な色彩による絵画様式「フォーヴィスム(野獣派)」を生みだし、1954年に亡くなるまで感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探究を続けた。彼の残した仕事は、後世の芸術家にも大きな影響を与え続けている。
帝国ホテル 東京では、「マティス展」とのタイアップ企画によって実現したディナーコース「ムニュ マティス」を提供。展覧会で展示される作品や、晩年を過ごした南仏など、マティスゆかりの地から着想を得たオリジナルメニューが第1弾・第2弾と期間を分けて展開される。
前菜には、日本初公開の風景画《豪奢、静寂、逸楽》をモチーフとした「ホワイトアスパラガスと紅ズワイ蟹の冷製 ソース・マルテーズ」を用意。《豪奢、静寂、逸楽》は、新印象主義の点描技法を援用し、光に満ち溢れた作品となっている。
本作品にインスパイアされた前菜は、紅ズワイ蟹の上に白アスパラガスをのせ、マイクロトマトや何種類ものカラフルなソースを点描のように置いて仕上げた。
マティスの色彩に関する仕事が凝縮された大作《赤の大きな室内》から着想を得た鮮やかな魚料理も登場。パプリカのピュレとイカスミのソース、季節の魚を用いて、赤で彩られた室内や部屋中に散らばる絵画といったマティスの色彩を表している。
またデザートは、長女マグリットを描いた約30点の肖像画のうちの1点《白とバラ色の頭部》を着想源に。マティス作品の中でも、最もキュビスムの影響が強い作品と言われている。
そんな作品からインスピレーションを得た「バラ香るオペラ ラズベリーシャーベット添え」は、ピンクとブルーのストライプが印象的で、まるで作品の一部を切り取ったかのよう。ラズベリーシャーベットと合わせて、バラの香りを楽しみながら味わうことができる。
【詳細】
「ムニュ マティス」
期間:2023年5月23日(火)~8月20日(日)
・第1弾 5月23日(火)~6月30日(金)
・第2弾 7月1日(土)~8月20日(日)
※第2弾は一部メニューを変更して提供
場所:帝国ホテル 東京 タワー館地下1階「ラ ブラスリー」
住所:東京都千代田区内幸町1-1-1
時間:ディナー 17:00~21:00(ラストオーダー)
料金:13,000円(サービス料込)
※第1弾は、チケット付プラン 15,000円も用意(使用前に日時指定予約が必要。無くなり次第終了)
【予約・問い合わせ先】
「ラ ブラスリー」
TEL:03-3539-8073