佐世保市博物館島瀬美術センター(sasebo city museum shimanose art center)は、1983年に市政80周年を記念し、市街地にある島瀬公園と一体化した博物館美術センターとして開館した。
佐世保市は日本の最西端に位置する人口約25万人の港湾・観光都市。ハウステンボスに代表される観光地や、西海国立公園指定の「九十九島」、西海パールシーリゾートなどの自然景観豊かな街に暮らす市民の文化活動の拠点として愛され親しまれる文化施設を目指している。
1階ロビーは、市民の文化活動のフリースペースとして提供。カフェスペースも併設されている。中2階ギャラリー・2階・3階・4階展示室には、企画展示室が設けられており、市民の作品の発表の場となっている。また、年に数回の企画展を開催している。
考古展示室(5階)では、佐世保市が1964年以来手がけてきた発掘調査の成果として、世界最古級の豆粒文土器(とうりゅうもんどき)や、泉福寺洞窟の模型など、遺跡から出土した遺物や各種の模型やパネルなどを展示。原始・古代の佐世保の様子を紹介している。