デザイナー自身が各地の手仕事や人、歴史や風土を旅して映像作品を作り、魅力ある服作りを展開する「手のひらの旅」シリーズ。その第5弾となる2021年春夏コレクションのテーマは「時のつながり」。旅そのものが難しくなった今回は、その行き先を逆転の発想で東京に設定。天保五年(1834年)に始まったガラス工藝「江戸切子」と、江戸時代に侍の裃に使われた型染めの手法「江戸小紋」。現在から過去へ、「時のつながり」を求めて深く降りていく旅の中で見つけたこの2つの“手仕事”を、コレクションの中に落とし込んでいる。
matohu(まとふ)は日本のファッションブランド。デザイナーは、堀畑裕之と関口真希子。
まとふは、身近な風景や物に目を向け、そこから得たインスピレーションを“ことば”に変えて服に昇華していくブランド。日本人が長い歴史の中で育んできた“ものの見方”や、普段は見過ごしてしまいがちな“美を見つける心”を浮き彫りにするような、服を提案していく。
ブラン...
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