1990年、セルジュ・トラヴァルが自身のジュエリーブランドをスタート。
「セルジュ・トラヴァル(SERGE THORAVAL)」はフランスのジュエリーブランド。1990年にセルジュ・トラヴァル(Serge Thoraval)がブランドをスタートする。
セルジュ・トラヴァルは友人のジュエリーブランドで溶接作業を手伝ううちにジュエリー制作に目覚め、独学でジュエリーを作り始める。「ティエリーミュグレー(Thierry Mugler)」や「クロード モンタナ(Claude Montana)」、「ランバン(LANVIN)」などでファッションショーのジュエリー制作を担当。また、「アニエスベー(agnes b.)」、「ソニア リキエル(Sonia Rykiel)」、「ラバンヌ(Rabanne)」(パコ ラバンヌ)のためのジュエリーラインを手掛ける経験を持つ。
1990年に自身のジュエリーブランド「セルジュ トラヴァル」をスタート。当初は道端に流木で作られた台を設置し、見た人から感じた言葉をジュエリーに刻印し、即興で作品を生み出していた。またこの年に、フランスの有名な小説「シラノ・ド・ベルジュラック(Cyrano de Bergerac)」の中の詩から「Un Baise(接吻)」のブレスレットが誕生。
1994年、パリのアクセサリー展示会「Premiere Classe」へ初参加。そこで評判となり、エディターがバイヤーを紹介したおかげでアメリカのニーマン マーカスやバーニーズ ニューヨーク、香港のジョイスなど世界の有名店からオーダーが入る。
1995年にパートナーのジュヌヴィエーヴ、息子のロックとともにかぞっくでモントルイユの鋳造所に引越し、そこに初となるアトリエを構える。
1999年、交通事故によりセルジュ・トラヴァルが死去する。セルジュ・トラヴァルが亡くなった後は、パートナーのジュヌヴィエーヴがセルジュ トラヴァルのコレクションを引き継ぎ、「アトリエ セルジュ トラヴァル」としてセルジュが作ったジュエリーを忠実に復刻し続けている。
2002年8月、東京・表参道に初のオンリーショップをオープン。