1982年、デンマーク、コペンハーゲンで「パンドラ」創業。
パンドラ(PANDORA)は、デンマークのジュエリーブランド。
コンセプトは「UNIQUE AS WE ARE」。スタイリッシュでモダンなデザインを幅広くラインナップし、クラフトマンシップによる手仕上げで高品質の商品を届けている。
パンドラは高級ジュエリーの中で「アフォーダブル・ラグジュアリー(手に届く贅沢品)」のポジションにある。高級素材を使った現代的なデザインと、モダンさと伝統の両方を持ち合わせた技術を融合してジュエリーを制作しており、宝石、ストーン、パールはすべて加工を施す前に綿密に選定。手作業で仕上げられたジュエリーは、熟練した職人の手を離れる前に、慎重な確認作業が行われている。
デンマーク人の金細工師ペア・イーネヴォルセンとヴィニー・イーネヴォルセン夫妻によって、1982年、コペンハーゲンに誕生した。
初期のPANDORA (1982-1999):
創業当初は、小さなジュエリーショップから始まったパンドラ。世界中の女性に、手仕上げで品質が良くモダンなジュエリーを、手の届く値段で提供したいという、強い願いを根底に持っていた。その思いを胸にタイを訪れ、貴重な金属や宝石、そして、ジュエリーの手仕上げの技術を持つ熟練の職人との出会いを果たし、1989年から、タイでジュエリーの生産を開始。
チャーム ブレスレットが人気を博す (2000-2004):
2000年に発売したチャームブレスレットが世界的な人気を博す。コンセプトは「ブレスレットで自分だけスタイルを作り、忘れられない瞬間を表現する」。このブレスレットの登場により、ブランドを象徴するアイテムとして世界的に知られるようになり、米国、カナダ、オーストラリア、ドイツなど、重要な市場に急速に拡大。世界的な成功を収めた。
世界市場に拡大 (2005-2010):
急速に拡大し、英国やスペインを始めとした新市場にも進出。グローバルブランドへと成長した。2006年には、ドイツのハンブルグに最初のコンセプトショップをオープン。2008年、プライベート・エクイティ・ファンドのAxcel社がパンドラ株の60%を取得し、その後主要市場の販売会社を完全子会社化。さらにバンコクの宝石地区ジェモポリスに全額出資となる大型の工房施設を作り、生産能力を増強した。
世界的なジュエリーブランドに (2011-2016年現在):
日本には2011年3月に初上陸。9月には銀座に旗艦店をオープン。
2016年現在、世界100カ国以上で展開され、コンセプトストアの数は1800。従業員数は全世界で11,000人以上にも上る。