先日ボス(BOSS)ウィメンズ ウエア のアーティスティックディレクターに就任したジェイソン・ウー(Jason Wu)。2014-15年秋冬のNYコレクションにて初コレクションを発表する彼だが、それに向けてオリジナルビデオが製作された。
撮影を担当したのは、ファションフォトグラファーのイネス・ヴァン・ラムズウィールド&ヴィノード・マタディン(Inez van Lamsweerde & Vinoodh Matadin)。モダニズムを代表する建築家フィリップ・ジョンソンの「ガラスの家」を舞台に、モデルのエディ・キャンベルが雪降りしきる中をさまよい歩き、そこにデジタル処理を施した様々なイメージが錯綜する。そうした断片的なイメージで構成される映像は、鋭さと柔らかさ、強さを感じさせるアーティスティックな仕上がりとなっている。
ジェイソン・ウーは今回のビデオに関して「ガラスと鋼鉄で造られた驚くべき建築物をその背景となる美しい景観と対比させたイメージから、良いインスピレーションが得られました。建築物と自然の出会いは、ボス・ウィメンズウェアに関する僕のビジョンの根幹をなすアイデアです」と語った。