見つめる女…桃果
包み込む女…武田玲奈
なお、ファッションプレスでは公開に先駆け、亡き父に複雑な葛藤を抱える萱島役を演じた竹野内豊にインタビューを実施。観る者を惑わせ、翻弄し、驚かせ続ける、独創性に富んだ『唄う六人の女』への出演はどのように決まったのか?話を伺った。
映画『唄う六人の女』のメガホンをとるのは、インスタレーションや映像作品、メディアを駆使したパフォーマンスを国内外で発表し続ける石橋義正。山田孝之を主演に迎えた前作の『ミロクローゼ』は、約30箇所の海外映画祭で上映された。
<石橋義正監督コメント>
森羅万象に命が宿るという感覚が子供の頃から備わっている私たちは、自然の美しさに対する特別な意識を持ち合わせています。私たちがごく普通に持っているこの感覚こそが、今、地球にとって大変重要なのだと感じます。『唄う六人の女』がその感覚をあらためて呼び起こすような肥料のようなものになれば嬉しく思います。登場する6人の個性豊かで艶やかな女性たちと、竹野内さん、山田さんの魅力が溢れる、記憶に残る映画にしたいと思います。
主題歌は、アーティストへの楽曲提供、ドラマ、アニメ、映画の劇伴など多⽅⾯にわたり作曲家、⾳楽プロデューサーとして精⼒的に活動する澤野弘之トータルプロデュースによるチームプロジェクトNAQT VANEによる「NIGHTINGALE」。物語の世界観と共鳴する幻想的な雰囲気の楽曲だ。
映画『唄う六⼈の⼥』に先駆けて、コミカライズ作品『劇画 唄う六⼈の⼥』が、2023年6月19日(月)発売の『ウルトラジャンプ』7月号より連載をスタート。新人作家ヤマサキリョウによる、漫画ならではの『唄う六⼈の⼥』の世界を楽しめる。
車の事故で、美しい村に偶然迷い込んでしまった正反対の性格の二人の男 萱島と宇和島 。目がさめると、その村に住む美しくも奇妙な六人の女たちに監禁されている。二人は、本能で動く女たちの行動に次第に翻弄されていく。
【作品詳細】
映画『唄う六人の女』
公開日:2023年10月27⽇(⾦)
監督:石橋義正
脚本:石橋義正、⼤⾕洋介
編集:⽯橋義正
出演:竹野内豊、山田孝之、水川あさみ、アオイヤマダ、服部樹咲、萩原みのり、桃果、武田玲奈、津⽥寛治、⽩川和⼦、⽵中直⼈
■『劇画 唄う六⼈の⼥』
連載開始時期:2023年6⽉19⽇(⽉)~『ウルトラジャンプ』7⽉号(集英社刊)より
原作︓⽯橋義正
漫画︓ヤマサキリョウ
監修︓「唄う六⼈の⼥」製作委員会