映画『やがて海へと届く』が、2022年4月1日(金)に公開される。岸井ゆきの、浜辺美波が出演。
映画『やがて海へと届く』は、彩瀬まるによる同名小説を映画化するもの。突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語だ。
<映画『やがて海へと届く』あらすじ>
親友がいなくなって5年。忘れたくない思い出と、知らなかった親友の秘密― 私は、本当の彼女を探す旅に出る。
引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年―真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた...。真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう。
映画『やがて海へと届く』では、岸井ゆきのと浜辺美波が親友役に。2人が映画で共演するのは、『やがて海へと届く』が初めてのことだ。
主人公・真奈...岸井ゆきの
引っ込み思案で自分をうまく出せない主人公。自分にないものを持つ親友すみれに密かな憧れを抱き、彼女の死を受け入れられずにいる。演じるのは、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した岸井ゆきの。
すみれ...浜辺美波
真奈の親友。自由奔放で不思議な魅力を持つ。『映画 賭ケグルイ』といった話題の映画やドラマに多数出演し、『シン・仮面ライダー』のヒロインにも抜擢された浜辺美波が務める。
すみれの恋人・遠野...杉野遥亮
真奈の同僚・国木田...中崎敏
『花束みたいな恋をした』の中崎敏が演じる。
真奈の上司・楢原...光石研
すみれの母親・志都香...鶴田真由
東北で民宿を営む幸栄...中嶋朋子
幸栄の娘...新谷ゆづみ
監督・脚本は、モスクワ映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目をあびる中川龍太郎。『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』などで知られている。原作小説の壮大なスケールや描写から実写化困難ともされていた『やがて海へと届く』だが、詩人としても活躍する中川龍太郎監督の手によって、映画化が実現した。
【詳細】
映画『やがて海へと届く』
公開日:2022年4月1日(金)
出演:岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研
監督・脚本:中川龍太郎
原作:彩瀬まる「やがて海へと届く」(講談社文庫)