スワロフスキー(SWAROVSKI)は2013-14年秋冬コレクションの中で、パリで活躍するジュエリー・デザイナーのシュルーク(Shourouk)とのコラボレーションシリーズ「スワロフスキー バイ シュルーク(Swarovski by Shourouk)」を発表した。
新作ジュエリー・コレクション「シークレットトレジャー」は伝説のシルクロードの旅からインスパイアされたもの。スワロフスキー・ジュエリーのクリエイティブディレクターであるナタリー・コランが中国、ヒマラヤ、インド、ベネチアを巡り歩き、世界観をイメージ。
そのコレクションの中で、今回のコラボレーションが実現した。シュルークはシルクロードの中から特にインドの旅の景色にフィーチャー。シュルークは自身のブランドでもスワロフスキー社製クリスタルを多用している。
今回、コレクションのでビューに合わせて、東京に初めて訪れたシュルーク。自身がデザインしたシークレットトレジャーのコレクションから、大ぶりのブラックを基調としたネックレスをチョイスし、イラストプリントTシャツにさらりと合わせ、コーディネートした。
シュルークは「小ぶりなものはシックに、大ぶりでカラフルなものは、コンテンポラリーな印象で若々しくつけられる」「カジュアルなコーディネートのアクセントとしても、またドレスアップしたい日にもどちらでも使えるの。重ね付けもオススメよ」とコーディネートについても提案する。
また彼女のジュエリーの製作のプロセスについても教えてくれた。まずドローイングで作品を描き、実際に使うストーンをねんどのような土台に仮置きして、イメージを固めていく。彼女の作品は3Dエフェクトのような作風が特徴だが、複数のレイヤーを重ねることでその立体感が演出されている。更にマットなストーンとシャイニーなストーンを組み合わせることで、ひとつのジュエリーの中で濃淡を描き、視覚的な奥行きを生むことにより一層華やかな仕上がりになるのだ。
ボリューム感たっぷりのデザインだが、実際手に取ると思いのほか軽いのに驚かされる。軽さの秘密は、刺しゅう。チュニジアをルーツに持つ彼女は、伝統の刺しゅうを生かしたテクニックを取り入れている。ベースにフェイクスエードを基礎に使い、その生地に刺しゅうでストーンを縫いつける。そのため、付け心地が柔らかく、肌当たりがよいので見た目よりもコンフォートなジュエリーだ。
左)ネックレス ¥61,950 右)ブレスレット ¥17,850
「シュルークをデザイナーに選んだのは、彼女のスタイルがユニーク、斬新、フェミニン、リッチ、カラフル、豪奢といった言葉で表現できるため。マハラジャの宝飾品にインスピレーションを受けたシュルークの世界は、『シークレットトレジャーズ』コレクションの精神にぴったりマッチします」とナタリー・コランはコラボレーションのきっかけについてコメント。
今回のコレクションはインドのジュエリーに見られるフューシャピンクをはじめとした鮮烈な色彩に強い影響を受けているという。「このコレクションは、古き良きインドをコンテンポラリーに訪れる旅。豪奢なマハラジャにトリビュートを捧げながら、現代で通用するとてもウェアラブルなジュエリーへと変身させた」とシュルークはインスピレーションについて語っている。
コレクションの主力となるのはブラック、グレー、ブラウンのクリスタルをシルクのツイストしたコードに縫い付けたネックレスやカラフルなピンクのクリスタルのネックレス。
ドロップイヤリングやブレスレット、バングルなど幅広いラインナップで展開している。
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