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「デジタルアートの展覧会特集」東京のチームラボ常設ミュージアム&作品を楽しむ全国おすすめイベントも

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「デジタルアート」を特集。最新テクノロジーを駆使した作品、光や音の演出、映像を投影するプロジェクションマッピングなど、デジタルアートを楽しめるおすすめスポットや注目イベントを、東京をはじめ全国から紹介する。

数々のデジタルアートを手がけてきたことで有名な「チームラボ(teamLab)」の常設でいつでも楽しめるデジタルミュージアムや、デジタルアートを楽しめるレストラン、期間限定の展覧会、体験型イベントなどもピックアップ。デジタルアートならではの、フォトジェニックで刺激的なアート体験を楽しんでみて。

「デジタルアート」おすすめミュージアム・スポット&イベント

  1. デジタルアートとは
  2. 常設のデジタルアートミュージアム&デジタルアートスポット
  3. デジタルアートのおすすめイベント〈東日本〉
  4. デジタルアートのおすすめイベント〈西日本〉

デジタルアートとは

「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset / Moss Garden of Resonating Microcosms- Solidified Light Color, Sunrise and Sunset」
東京・豊洲「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」新作品より
「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset / Moss Garden of Resonating Microcosms- Solidified Light Color, Sunrise and Sunset」
東京・豊洲「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」新作品より

「デジタルアート」とは、コンピュータ、デジタル技術を駆使して制作されたアートのこと。「デジタルアート」はメディアそのものによって成り立つ作品や素材としてメディアを用いる「メディア・アート」の中に含まれ、デジタルメディアを題材や手法とするアートのことを指している。

最新の技術やメディア環境を駆使しているのが特徴で、プロジェクションマッピングなどの映像表現やライトアップをはじめ、電子音楽やコンピュータで生成されたグラフィックなども「デジタルアート」に含まれる。

尚、制作過程でコンピュータを使用した「コンピュータ・アート」、作品と鑑賞者が相互に作用する「インタラクティヴ・アート」などと並列して用いられることもある。

常設のデジタルアートミュージアム&デジタルアートスポット

〈東京・お台場〉森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス

〈東京・お台場〉森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス

東京・お台場パレットタウンの「森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス」は、巨大なデジタルアートミュージアム。圧倒的なスケールが魅力で、世界初公開作品を含む約40作品を展示。“ボーダレス”をコンセプトに、作品同士の境界だけでなく、作品と鑑賞者との境界さえもとりはずした空間を演出し、これまでになくデジタルアートの作品世界へと没頭できるミュージアムとなっている。

■常設デジタルアートミュージアム
「森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス」
住所:東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン内
※2022年8月31日(水)、臨海副都心エリア再開発のため営業終了予定。 2023年、東京都心部に移転オープン予定。

〈東京・豊洲〉チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com

東京・豊洲にある「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」は、アートコレクティブ・チームラボによる常設デジタルアートミュージアム。主に超巨大な4つの作品空間や屋外作品を展開しており、館内ではチームラボが手掛ける空間を使ったインタラクティブな計8つのアート作品が展示される。

足元が水に浸かった状態で作品を鑑賞する点が特徴的で、身体ごと作品に没入できるのが魅力。最先端技術を駆使したデジタルアートに360度囲まれた、非日常的な空間を楽しめる。

■常設デジタルアートミュージアム
「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」
住所:東京都江東区豊洲6-1-16

〈東京・日本橋〉アートアクアリウム美術館

〈東京・日本橋〉アートアクアリウム美術館

東京・日本橋の「アートアクアリウム美術館」は、2階建ての常設ミュージアム。「生命の宿る美術館」をコンセプトに、30,000匹を超える金魚を展示する。「五感で感じる」ことにこだわり、「命」「光」「音」「香」「味」の感覚を刺激する色鮮やかな空間を演出。最先端のテクノロジーを駆使した映像や光、スケールの大きな装飾とともに、鮮やかな金魚が泳ぐ様子を観賞することができる。

■常設デジタルアートミュージアム
「アートアクアリウム美術館」
住所:東京都中央区日本橋本町1-3

〈東京・代々木公園〉体験型レストラン「ツリーバイネイキッド」

「デジタルアートの展覧会特集」東京のチームラボ常設ミュージアム&作品を楽しむ全国おすすめイベントも|写真9

東京・代々木公園近くに位置する体験型レストラン「ツリーバイネイキッド ヨヨギパーク(TREE by NAKED yoyogi park)」は、クリエイティブカンパニー・ネイキッドが2017年にオープンしたレストラン。食×アートの融合体験を提案する。

VR技術・プロジェクションマッピング・照明・音楽・美術造作を交えて、空間全体を演出。2021年7月からは、土日限定ヴィーガンランチコースを提供。植物、映像、香りに溢れるイマーシブ空間と融合した、ここでしか味わえないヴィーガン料理を楽しめる。

■常設デジタルアートスポット
「ツリーバイネイキッド」
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-10-2
営業時間:11:00〜18:00(L.O. 17:30)※毎週火・水曜定休日
・ヴィーガンランチコース(オープン 11:00 / スタート 11:30 / クローズ 13:00) ※土曜日・日曜日限定
価格:1名 8,800円/ドリンク別 ※注文は2名~可。
※ランチヴィーガンコースの予約は公式サイトのコース予約より受付。予約は3日前まで。最新の営業情報は、ツリーバイネイキッド 公式SNSにて告知。

〈神戸〉アトア

「デジタルアートの展覧会特集」東京のチームラボ常設ミュージアム&作品を楽しむ全国おすすめイベントも | 写真
©átoa

兵庫・神戸ポートミュージアム内にオープンする「アトア(átoa)」は、アクアリウムとアートを掛け合わせた劇場型水族館。約100種類3,000点もの生きものたちが共存するアクアリウムをメインに、デジタルアートや舞台美術など、五感で楽しめる演出を融合。テーマごとに8つのゾーンに分かれており、「PLANETS-奇跡の惑星」ゾーンには直径3メートルの国内最大級を誇る球体水槽「アクアテラ」が設置される。

■常設デジタルアートスポット
「アトア」
オープン日:2021年10月29日(金)
住所:兵庫県神戸市中央区新港町7-2

〈福岡〉チームラボフォレスト

〈福岡〉チームラボフォレスト

福岡の「チームラボフォレスト」は、チームラボ(teamLab)が展開する常設デジタルアートミュージアム。福岡​PayPay​ドームに隣接する複合施設「ボス イーゾ フクオカ」内に位置する。

館内は「捕まえて集める森」と「運動の森」という2つの空間で構成。「捕まえて集める森」では、スマートフォンアプリを片手に、デジタルアートで表現されて様々な動物を捕まえて観察し、自分のコレクション図鑑を作ることができる。一方で「運動の森」は、「身体で世界を捉え、立体的に考える」をコンセプトにした9作品のデジタルアートを展示する。

■常設デジタルアートミュージアム
「チームラボフォレスト」
住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 ボス イーゾ フクオカ 5階(福岡​PayPay​ドーム敷地内)

〈佐賀・武雄温泉〉チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯

廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins 
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation
廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation

佐賀・武雄温泉の御船山楽園で常設展開している「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯」は、チームラボ(teamLab)による廃墟のアート群と「らかんの湯」のサウナ、茶の湯をセットで体験できるスポット。御船山楽園ホテルを舞台に、立体作品など4つのデジタルアート作品を展開する。サウナと茶の湯とのセットチケットの他に、展覧会単体の観覧チケットも販売しているので、アート展単体で楽しむことも可能だ。

■常設デジタルアートスポット
「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯」
住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100 御船山楽園、御船山楽園ホテル

デジタルアートのおすすめイベント〈東日本〉

北海道・阿寒摩周国立公園「阿寒湖の森ナイトウォーク カムイルミナ」

北海道・阿寒摩周国立公園「阿寒湖の森ナイトウォーク カムイルミナ」

北海道の阿寒摩周国立公園内「ボッケ遊歩道」にて開催される「阿寒湖の森ナイトウォーク カムイルミナ」は、デジタルアートの仕掛けをちりばめた夜の杜を散策できるナイトウォーク。アイヌの叙事詩が題材になっており、散策しながらアイヌ文化を追体験できる。森の中に、フクロウ、シカなどの動物達や阿寒湖のマリモなどをデジタルアートで表現。アイヌ文化と自然、そしてデジタルアートが織りなす神秘的な世界観を全身で体感できる。

開催期間:2021年6月22日(火)〜2021年11月14日(日)
開催場所:阿寒摩周国立公園内「ボッケ遊歩道」(北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1)

東京・マクセル アクアパーク品川「ネイキッド 花火アクアリウム」

「デジタルアートの展覧会特集」東京のチームラボ常設ミュージアム&作品を楽しむ全国おすすめイベントも | 写真

東京・マクセル アクアパーク品川の「ネイキッド 花火アクアリウム」は、ネイキッドが演出を手掛ける“海の世界の花火大会”。今回は“縁日”の要素を取り入れ、デジタル花火とともににぎやかな夏祭りの雰囲気を演出。“海中の縁日”を思わせる水槽展示やクラゲ展示、没入感あふれる映像演出を施した空間などを展開。ドルフィンパフォーマンスは、日中はにぎやかなお祭り、夜は幻想的なデジタル花火空間と、がらりと演出方法を変えて開催される。

開催期間: 2021年8月7日(土)〜10月24日(日)
開催場所:マクセル アクアパーク品川(東京都港区高輪4-10-30)

デジタルアートのおすすめイベント〈西日本〉

佐賀・御船山楽園「かみさまがすまう森」

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats - Mifuneyama Rakuen Pond​」
teamLab, 2015, Interactive Digitized Nature, 13min 24sec, Sound: Hideaki Takahashi
「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats - Mifuneyama Rakuen Pond​」
teamLab, 2015, Interactive Digitized Nature, 13min 24sec, Sound: Hideaki Takahashi

佐賀・御船山楽園で開催されるチームラボ(teamLab)のデジタルアート展「かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ広大な大庭園を舞台にしたデジタルアート展。池の水面にプロジェクションマッピングを用いてカラフルな魚たちを投影した作品や、デジタルアートで滝を自然の中に描き出す作品など、300万年続く自然の形を生かし、相互に作用し合うデジタルアートが登場。自然の風景だからこそできる、スケールの大きい演出に注目だ。

開催期間:2021年7月16日(金)〜2021年11月7日(日)
開催場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)

高知城「ネイキッド フラワーズ -高知城-」

百花繚乱(高知城天守プロジェクションマッピング)
百花繚乱(高知城天守プロジェクションマッピング)

中四国初上陸となる「ネイキッド フラワーズ -高知城-」は、“日本三大夜城”に選ばれている高知城を舞台に展開される“花”の体験型デジタルアート展。会場では、夜の高知城を舞台にした体験型アートを楽しむことができる。来場者がデジタルのタンポポの綿毛を飛ばす参加型作品『DANDELION』や、オリジナルアロマが香る中で楽しむ高知城天守のプロジェクションマッピングなど、夜に咲く“花”を五感で楽しむことができる。

開催期間:2021年11月19日(金)~2022年1月10日(月・祝)
開催場所:高知城(高知県高知市丸ノ内1-2-1)

岡山・福岡醤油ギャラリー「Teamlab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」

旧醤油蔵の共鳴する浮遊ランプ / Floating Lamps in Spontaneous Order - the Old Soy Sauce Storehouses
teamLab, 2021, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi + teamLab
旧醤油蔵の共鳴する浮遊ランプ / Floating Lamps in Spontaneous Order - the Old Soy Sauce Storehouses
teamLab, 2021, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi + teamLab

岡山の福岡醤油ギャラリーにて開催される「Teamlab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」は、明治時代に醤油が貯蔵されていたという特有の地下空間を茶室に見立てて演出した展覧会。黒い液体で満たされた空間に、淡い光を放つ茶と無数のランプを設置。光のリズムをテーマとする《旧醤油蔵の共鳴する浮遊ランプ》では、ランプが光るリズムが呼応していく様子を楽しめる。

開催期間:2021年4月15日(木)〜2022年3月31日(木)
開催場所:福岡醤油ギャラリー(岡山県岡山市北区弓之町17-35)

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