ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が、ディオールのクリエイティブ・ディレクターを離れて以来、初となるテレビのインタビューを受けた。
パリのバーで酔っ払って反ユダヤ主義の発言をしたことで、当時務めていたクリスチャン・ディオールのクリエイティブ・ディレクターの座を解任されてからジョンはこれまで沈黙を保っていた。
久しぶりのインタビューに応じ、「時を経た今、ファッションの世界でやり直して汚名を返上したい」と切望しているという。米トークショーの司会者チャーリー・ローズが行った1時間のインタビューだが、現在のところ放送日は未発表。
そんなジョンは今回のインタビューに先立って、先週ヴァニティ・フェア誌のインタビューでも「僕がどんなに酷いことをしたかってみんなに言われると、僕はもうどうしていいか分からなくなってグルグルと当てもなく歩き回るほかなくなっちゃうんだよ」
「僕のアシスタントが例の事件の映像について言ってきたんだ。それを見た時は吐いちゃったよ。まるで自分が歩道から道路に1歩踏み出してバスとかトラックにひかれて、足から血がダラダラと滴り落ちてる気分だったさ」と語っている。