企画展「やさしい日本画─なぜ?を見つける5つのヒント─」が、富山県美術館にて、2021年2月25日(木)から4月4日(日)まで開催される。
四季折々の草花や心和らぐ風景、穏やかな色使い、厳かな精神性、あるいは哀愁漂う面持ち──日本画の画面からは、見る人の心を和ませる品格や柔らかな優美さといった「やさしさ」が感じられる。
企画展「やさしい日本画─なぜ?を見つける5つのヒント─」は、日本画がもつ「やさしさ」を丁寧に読み解く展覧会だ。
会場では、富山県美術館が所蔵する日本画約60点を、5つのテーマ──いつ、どこで、誰が、 何を、どのように──に沿って紹介。菱田春草《武蔵野》や石崎光瑤《晨朝》、片岡球子《立山》、齋藤清策《山路》など、明治期から戦後にかけて活躍した日本画家の作品を幅広く楽しめる。
絵に描かれている“ものごと”や“できごと”に着目して、日本画がもつ「やさしさ」の理解を丁寧に深めることができそうだ。
企画展「やさしい日本画─なぜ?を見つける5つのヒント─」
会期:2021年2月25日(木)〜4月4日(日)
会場:富山県美術館 2階展示室3・4
住所:富山県富山市木場町3‐20
休館日:水曜日
開館時間:9:30〜18:00(観覧受付は17:30まで)
観覧料:前売一般 550円 / 当日一般 700円、大学生 350円、高校生以下 無料
※一般前売券は、1月25日(月)から2月24日(水)まで、富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビほかにて販売
※本展の観覧券で、同時開催の「国際工芸アワードとやま2020」も観覧可
【問い合わせ先】
富山県美術館
TEL:076-431-2711