カーキ&グリーン系アウターのメンズ春コーディネートを特集。定番のカーキは、ミリタリー感を活かした着こなしや、アースカラーならではの落ち着きがあるカジュアルスタイルを楽しめるカラーだ。春に活躍するジャケットや、薄く軽やかなロングコートの着こなしを取りいれてみては。
ほどよい色味と落ち着きを兼ね備えたカーキカラーは、春夏にはクリーンに着こなしたい。ブラームス(blurhms)は軽やかなカーキのジャケットを、ナチュラルな雰囲気の漂う生成りのパンツやインナーとコーディネート。足元にはサンダルを合わせ、涼しげでありながらもブラックカラーで引き締めた。
カーキは同じアースカラーとの相性も良い。Scye(サイ)は、トーンが明るめのジャケットのセットアップを軸に、ベージュのキャスケットやブラウンのサンダルで柔らかな雰囲気を添えている。
ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)も、カーキ+ホワイトというクリーンな配色でコーディネート。ボリュームのあるブルゾンに対して、すっきりとしたシルエットのパンツと細身の革靴で、モードな雰囲気に仕上げた。
グリーン系のカラーは、落ち着いた色味と合わせてクールにまとめて。ニードルズ(NEEDLES)はトーンの異なるブルゾンとパンツのインナーに、ブラックとブラウンを基調とした総柄シャツを合わせて、ほどよくインパクトある着こなしにまとめた。
肌寒い冬から春への季節の変わり目で活躍する、軽やかなコート。サカイ マン(sacai man)は、カーキを基調にデザインを効かせたロングコートを、ネイビーカラーとコーディネートした。カジュアルなディテールなアイテムながら、配色で上品な雰囲気をプラスした。
一方でOAMC(オーエーエムシー)は、カーキ系カラーのミリタリーな雰囲気を活かして、重厚なワークブーツやワイドシルエットのパンツとコーディネート。黒を中心に組み合わせ、落ち着きのあるカラーリングにまとめている。
ロングコートにハーフパンツを合わせて丈感のバランスを楽しめるのも、春ならでは。アミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexandre mattiussi)は、オーバーなシルエットのチェスターコートに存在感のあるグリーンを選び、Tシャツやスニーカー、パンツにはホワイトやベージュといったベーシックなカラーを合わせた。