マリー・アントワネットをイメージしたデザートフェア「マリー・アントワネット スイーツ・オートクチュール」「マリー・アントワネットの晩餐会」が、ヒルトン東京にて開催される。期間は2020年7月1日(水)から9月30日(水)まで。
「マリー・アントワネット スイーツ・オートクチュール」は、フランス王妃マリー・アントワネットをインスピレーション源にした約30種類のスイーツを、紅茶のポットサービスと共に好きなだけ楽しめるデザートフェア。初夏のヴェルサイユ宮殿の庭園をイメージしたエントランスを抜けて会場へ足を踏み入れると、王妃のドレスルームを思わせるロマンティックな空間が現れる。
中央に螺旋階段が配された吹き抜けの会場には、午後のティータイムを優雅に楽しめるようにと座席をゆったりと設置。全テーブルには鳥籠型アフタヌーンティースタンドがセットされており、ビュッフェ台にスイーツを取りに行くセルフサービス形式ではなく、スタッフが各テーブルを巡回しデザートサービスを行うワゴン形式で、スイーツを好きなだけ味わうことができる。
18世紀フランスでファッションリーダーとしても注目を集めたマリー・アントワネットをイメージしたスイーツは、華やかなビジュアルのものばかり。マリー・アントワネットのドレスルームを覗いているような感覚で、レースやリボンをあしらったドレス、帽子、パステルカラーの靴、煌びやかな宝石などを彷彿とさせるスイーツを楽しむことができる。
たとえば「王妃のローズガーデン」は、苺、ラズベリー、ライチをジャスミン香るスポンジでサンドし、香り高い薔薇のホイップクリームをデコレーションしたケーキ。
ビターオレンジのムースの中に、ブラッドオレンジの果肉をザクロのスープで煮詰めたジュレを入れた「シャポー・ローズ」は、おしゃれな王妃の帽子を彷彿とさせるサクサクのメレンゲを飾り付けた。
ドレスのフリルを連想させるビジュアルの「ビスキュイをお食べなさい」は、マリー・アントワネットが好んだと言われているクグロフの代わりに、フランス伝統菓子ビスキュイ・ドゥ・サヴォアをベースに採用したスイーツ。軽やかな食感の焼き菓子に、甘酸っぱいラズベリーをトッピングした。
ワゴンにはその他にも、レモンとカモミールのタルトに、イチジクやブラックベリーなどのフルーツをのせた「王妃の宝石箱」や涼しげなグラススイーツ、マカロン、マドレーヌなどを取り揃える。
シェフが目の前でデザートを仕上げ、出来立てを提供する「ライブステーション」も実施。サクサクのパイにチョコレートクリームやキャラメリゼした胡桃、ピスタチオなどを好みで組み合わせる「ミルフィーユ・ア・ラ・ヴェルサイユ」や、チョコレートを薔薇の花びら風に仕上げたスイーツなど、7種類の出来立てデザートを提供する。
ドリンクは高級紅茶ブランド、ロンネフェルト社による紅茶10種類を用意。中国緑茶をベースに薔薇の花びらとパイナップルピールをミックスした「ドゥードロップ」や、ジューシーなマンゴーや爽やかなシトラスが香る「モルゲンタウ」など、初夏にぴったりなフレーバーが揃う。