エンダースキーマ(Hender Scheme)から、2020年秋冬コレクションの新作シューズが登場。2020年6月13日(土)よりスキマ 恵比寿、スキマ 合羽橋、スキマオンラインショップ、全国の取扱い店舗にて順次発売される。
ブランド誕生から10年という節目を迎えるエンダースキーマ。そんな今季は、“LIFE”をテーマに掲げ、これまでのテクニカルな製法と技術をアップデートしながら、進化し続ける現代人の日常に寄り添うシューズをラインナップする。
今季は、異なる素材やジャンルをミックスすることがデザインキーに。数あるラインナップの中でもひと際存在感を放つのが、2WAYで楽しめるスニーカー「moor」だ。
「moor」は、クレープソールとドローコードでアッパーを包み込み、アッパーとソールを同化した新型のスニーカー。クレープ部分を外せば、スタンダードなスニーカーとして履くこともできる。中に包まれたスニーカーは、スウェードやカウレザーまたはゴートレザー、メッシュ素材を組み合わせたものだ。
「plover brogue」は、様々な素材をミックスして組み合わせて完成した。ゴムコーティングのカウレザー、バケッタレザー、ネオプレーン、ナイロンなどをパズルのようにあてはめたビジュアルは、クラシックなフルブローグのウィングチップがベースなのに斬新。ブローグの穴飾りの代わりに施した、千鳥ミシンのステッチがデザインポイント。
アッパーをU字に縁取るモカ縫いをすべてシューレースで縫い上げた「full lace trek」をアレンジした「self lace mocca」は、モカ紐を簡単に自分自身で付け替えられ、アレンジの効く1足に。生成りの替紐も付属する。
モカ紐を固定するアジャスターによって、スポーティな要素をプラス。一枚仕立てのベロアのアッパー、返りがよく柔らかい足あたりのクレープソールによって、快適な履き心地も実現している。
「peace tip dress」は、一見クラシックなドレスシューズだが、つま先部分の切り替えとブローグをよく見ると“ピースマーク”が浮かび上がる遊び心に溢れた1足。ベジタブルタンニンで鞣したカーフレザーを使用している。なお、この“ピースマーク”のチップ「ピースチップ」は、今後も展開していく予定だ。
ウォータープルーフカウスウェードを筒部分にあしらい、雨の日でも安心して履ける1足に仕上げた「epic suede」。筒部分のシルエットはタイトなので、パンツを被せてもかさばりにくく、美しい足元を保ったまま着用できる。
9月になると欲しくなる、温かみのあるファーアイテム。エンダースキーマからは、履くだけで秋冬らしさを届けてくれる、ラビットファーを配した「mischa」が登場する。
ラビットファーは、ボリュームたっぷりである一方、アジャストベルトと真鍮のバックルは、すっきりと仕立てることでメリハリをつけた。ソールには、コバを末広がりに削り上げた、存在感のあるヴィブラムのコマンドソールを採用している。