ミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』が2021年7月30日(金)に全国公開される。
原作となるミュージカル「イン・ザ・ハイツ」は、最優秀作品賞などトニー賞を4冠、グラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞し、センセーションを巻き起こした名作。
多くの人が夢をもち集う場所、ニューヨークを舞台に、エネルギッシュなラテンのリズム、ラップ、ヒップホップなどに乗せて、夢を諦められない全ての人達に元気と勇気をくれるミュージカルだ。胸を衝くパワフルなナンバーと、圧巻の群舞シーン、魂を揺さぶるようなメッセージに注目したい。
ウスナビ役 - アンソニー・ラモス
ニューヨークの一角、ラテン系の移民が多い″ワシントンハイツ“に住むウスナビ。飲食雑貨店を営んでいる。特に際立った取り柄があるわけではないが、「いつかは有名になる」という夢を抱えている。でも日々直面するのはNYの厳しい現実。それでも自分を信じ続けて夢を掴むための一歩を踏み出そうとする。
アンソニー・ラモスは、ウスナビ役で第79回ゴールデン・グローブ賞 コメディ・ミュージカル部門<主演男優賞>にノミネートされた。
「イン・ザ・ハイツ」の生みの親であるリン=マニュエル・ミランダは作曲家、劇作家、ミュージシャン、俳優と幅広く活躍。ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞を受賞。エンタメ業界にその名を轟かせている。彼は同じく社会現象を起こしたブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」を制作したことでも知られている。映画『イン・ザ・ハイツ』ではプロデューサーとして名を連ねている。
映画『イン・ザ・ハイツ』あらすじ
ニューヨーク、“ワシントン・ハイツ”は、道端に置かれたラジカセ、アパートの窓、カーラジオなどからいつも⾳楽が流れる、実際にある賑やかな移⺠の街。その街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーはつまずきながらも⾃分の夢に踏み出そうとしていた。
ある時、街の住⼈たちに住む場所を追われる危機が訪れる。これまでも幾度と様々な困難に⾒舞われてきた彼らは今回も⽴ち上がるが。突如起こった⼤停電の夜、街の住⼈達そしてウスナビたちの運命が⼤きく動き出す。
【作品詳細】
映画『イン・ザ・ハイツ』
公開日:2021年7月30日(金)
原題:In the Heights
監督:ジョン・M・チュウ
製作:リン=マニュエル・ミランダ
出演:アンソニー・ラモス、コーリー・ホーキンズ、レスリー・グレース、メリッサ・バレラ、オルガ・メレディス、ジミー・スミッツ
全米公開日:2021年6月11日(金)
配給:ワーナー・ブラザース映画