クリストファー・ノーラン監督による映画『TENET テネット』が、2020年9月18日(金)に公開。第93回アカデミー賞授賞式では、視覚効果賞を受賞する快挙を遂げた。
アメリカン・コミック「バットマン」の実写化『ダークナイト』3部作や、『インセプション』、『インターステラー』など、これまで数々の大作映画を世に送り出してきたクリストファー・ノーラン。斬新なアイデアと他の追随を許さないビジュアルセンス、そして徹底したリアリティへの拘りを持つ彼は、2017年公開『ダンケルク』で自身初となるアカデミー賞監督賞にもノミネートされている。
前作より3年ぶりとなる『TENET テネット』は、『インターステラー』(2014)以来、ノーランがオリジナル脚本で描くタイムサスペンス。
主演に『ブラック・クランズマン』で映画単独初主演を果たしたジョン・デビィッド・ワシントンを迎えるほか、『ハリー・ポッター』シリーズの出演や、2021年公開予定の『The Batman(原題)』で新バットマンを務めるロバート・パティンソン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のエリザベス・デビッキらがキャストとして参加。さらに前作『ダンケルク』に続き、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナーら実力派俳優が共演に名を連ねる。
名もなき男(ジョン・デイビット・ワシントン):あるテロ事件に特殊部隊として参加したことから、第三次世界大戦を防ぐための謎のキーワード「TENET」を巡るミッションに巻き込まれる。
ニール(ロバート・パティンソン):名もなき男の相棒。世界各国で任務遂行を手助けする優秀なエージェント。
キャット(エリザベス・デビッキ):セイターの妻で一児の母。セイターの秘密を握る。
アンドレイ・セイター(ケネス・ブラナー):富を一代で築いたロシアの財閥。未来と現在を繋ぐ役割を持つ謎の悪人。
マイケル・クロズビー卿(マイケル・ケイン):英国情報部の重要人物。名もなき男に、セイターの情報を教え援助をする。
ミッション:〈時間〉から脱出して、世界を救え。名もなき男は、突然あるミッションを命じられた。それは、時間のルールから脱出し、第三次世界大戦から人類を救えというもの。キーワードは〈TENET テネット〉。名もなき男は、相棒と共に任務を遂行し、大いなる謎を解き明かす事が出来るのか?!