スヌーピーミュージアムが、2019年11月13日(水)に開業する東京・町田市「南町田グランベリーパーク」に移転オープン。スヌーピーミュージアムは、2019年12月14日(土)に開業する。
2018年9月、惜しまれながらも幕を閉じた東京・六本木のスヌーピーミュージアム。再オープンするスヌーピーミュージアムは、六本木の約2倍の規模に拡大される。
スヌーピーミュージアムのみどころチェック
館内では、これまでと同じく米カリフォルニア州のシュルツ美術館の世界で唯一の公式サテライトとして、 「ピーナッツ」やスヌーピーの魅力を、充実した常設展示と日本初公開の原画を含む企画展示で紹介。展示室を含め、館内のほとんどが撮影可能となっているため、愛らしいスヌーピーやピーナッツの世界観に浸りながら写真撮影も楽しめる、六本木でも人気を博していた、自分だけのスヌーピーがつくれるワークショップも再び実施する。
新設される常設展「スヌーピーとピーナッツ・ギャング」は、本家のシュルツ美術館と同じく、 いつでもスヌーピーに会える充実した内容だ。3階のギャラリースペースに足を踏み入れると、大きな4面スクリーンで展開するオープニングシアターが来館者をお出迎え。ハッピーな音楽とともに、スヌーピーやピーナッツ・ギャングたちが飛んだり跳ねたりするムービーが上映される。
ムービーが終わると展示スペースへ。幼少期からピーナッツ全盛期まで、作者チャールズ・シュルツの生涯を年表形式で紹介。中には、「ウッドストック」命名の日付も登場するなど、ファン必見の細かく見ていきたいゾーンだ。キャラクターを描くプロセスを映し出したムービーからは、作画のテクニックが見て取れる。
また、壁いっぱいに描き出されたカラーのコミックと、複製原画のコミックも多数展示。『ピーナッツ』のユーモアあふれる漫画の数々は、1つ1つ丁寧に読み込んでいきたいところ。描かれた年代によって作画のタッチが異なる点も注目のポイントだ。
チャーリー・ブラウンをはじめとするピーナッツ・ギャングたち、それぞれのキャラクターにフィーチャーしたコーナーでは、キャラクターにまつわる原作者・シュルツのエピソードや、キャラクターの特徴・魅力がわかるコミックをピックアップ。スヌーピー小屋の木製オルゴールや、プラスチック人形などの貴重なヴィンテージグッズとともに空間を余すことなく使用した展示が展開される。
また、3階にはスヌーピーのオブジェを飾ったテラスもあるので、晴れている日はお見逃しなく。
常設展を見て3階に降りると、2階には「スヌーピー・ルーム」が出現。「スヌーピー・ルーム」では、全長約8メートルの巨大な「スリーピング・スヌーピー」が登場する他、様々なポーズの全6体のスヌーピーのオブジェが飾られている。