『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が、2018年8月3日(金)に日本で公開される。トム・クルーズがスパイ、イーサン・ハントを演じる人気シリーズ「ミッション:インポッシブル」が再びスクリーンに戻ってくる。
前作を上回るシリーズ史上最大&最難関のミッションが待ち受ける『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、何者かに複数のプルトニウムが盗まれ、<3つの都市>が標的に。イーサンとIMFチームに告げられたミッションは、その同時核爆発を未然に防ぐこと。72時間という短い猶予の中で手がかりは薄く、“名前しか分からない正体不明の敵“を追うミッション遂行は困難を強いられた。
タイムリミットが迫る中、IMFに立ちはだかるのは、イーサン・ハントを疑うCIAが送り込んだ敏腕エージェント、ウォーカー。イーサンは彼との対決を余儀なくされる。そして、いくつもの予期せぬ余波、フォールアウトが絶体絶命のイーサン・ハントに降りかかる。
“フォールアウト(FALLOUT)”をそのまま日本語に訳すと、放射性降下物がふってくる、放射性物質を含んだものというような意味がある。サブタイトルには物理的、そして、比喩的なものまで複数の意味が込められているそうだが、1つは核テロの脅威を意味しているそう。また、イーサンが過去に起こした行動、ミッションがきっかけで起こってしまう、新たな脅威をも意味している。
トム・クルーズは「初期のミッション・インポッシブルでやったことすべてのフォールアウト(副産物)で、イーサン達がこれまでやってきた良いことが、彼らに対し不利に利用されてしまうのです。」と話す。
トム・クルーズをはじめ、彼を取り巻くキャスト陣にも、M:Iシリーズになくてはならないお馴染みのキャラクターが集結。また、新登場・再登場のキャラクターたちも物語を盛り上げる。
イーサン・ハント...トム・クルーズ
スパイ組織 IMFに所属する主人公。今回、イーサンとIMFチームに告げられたミッションは、盗まれプルトニウムによる、同時核爆発を未然に防ぐこと。前作で捕まえたシンジゲートのリーダー、ソロモン・レーンがまたも関わってくるのだが…。
ヘンリー・カヴィル - ウォーカー役
スーパーマンでお馴染みヘンリー・カヴィルが演じるのは、CIA長官のスローンがイーサンにつけた監視役の敏腕エージェント。IMFチームが全滅しても良いというスタンスで不条理で過酷な任務が命じられる。
この敏腕エージェントウォーカーを演じたヘンリー・カヴィルは「ミッション:インポッシブル」シリーズ初登場。トム・クルーズと同じくアクションシーンに挑んだ。危険なスタントもこなした『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』への想いとともに、トムとの撮影秘話などを伺った。
ヴィング・レイムス - ルーサー役
シリーズ1作目から全ての作品に登場するルーサー。裏切者が多いスパイの世界の中で、イーサンにとっては信頼できる長年の友人。コンピューターエキスパートで優秀なハッカー。
サイモン・ペグ - ベンジー役
全く憎めない、お茶目なキャラクター。もともとはバックオフィスからイーサンを手助けしていたが、現在は現場で任務に挑む。ルーサーと同じく、コンピューター、ガジェットに強い。
レベッカ・ファーガソン - エルサ役
MI6所属の女スパイ。前作「ローグ・ネイション」でヒロインとして初めて登場して人気に。イーサンとともに戦い大活躍をした。それが「フォールアウト」では、イルサとイーサンが対立する驚きの展開に?
アレック・ボールドウィン - IMFの長官
一度は、IMF解体を提案。前作では、イーサンが命令に従わないので良く思ってなかった。ただし、最終的にはイーサンの主張を認め、IMFを復活させるよう提案。CIAからIMFの長官へと転身する。
ミシェル・モナハン - ジュリア役
シリーズ第3弾より登場していたイーサンの妻、ジュリア。前作での登場はなかったが、シリーズ第4作目ぶりカムバックを果たす。
監督は、クリストファー・マッカリー続投
評価も高く、シリーズ最高傑作と評された「ローグ・ネイション」でメガホンをとったクリストファー・マッカリーが、シリーズで初の監督続投。そしてプロデューサーとして『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスが名を連ねている。J・J・エイブラムスの監督としての出世作は『ミッション:インポッシブル』シリーズ第3作目だった。
2015年公開の「ローグ・ネイション」では、トム・クルーズが上空1524mの高さを時速400キロ以上で飛ぶ軍用飛行機のドア外部に張りつき侵入を試みるシーンで物語がスタートし、そのダイナミックなアクションで話題を集めて世界の度肝を抜いた。