イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)から、グラフィックデザイナー・田中一光の作品をモチーフとしたシリーズ「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE No.3」が、2018年2月1日(木)より限定店舗にて発売される。
3回目を迎える「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」。前回に続き、田中一光の作品の色彩を衣服の上で忠実に再現する一方、着用し立体的になることで、作品の魅力がより増すようなコレクションを目指している。
コレクションは、「WORK」シリーズと「ROPE」シリーズの2つに分かれる。今回のデザインのモチーフとして、「WORK」シリーズには「グラデーション(文字)」と「作品・Q」を、「ROPE」シリーズには「ロープ」の作品を選んだ。
また、それぞれの作品が放つ躍動、浮遊、流動といった「動」のイメージに着目し、その世界観を最大限に引き出すため、シンプルなデザインに。身体の動きに合わせて流れる優美な布の表現を大切にすることで、グラフィックデザインに新たなと生命の息吹を吹き込む。
「WORK」シリーズからは、色鮮やかなビビッドカラーのコートが登場。背面には、ひらがなかアルファベット1文字をモチーフにしたグラフィックデザインが走る。文字を円や方形といった幾何学形態に見立て、砂目のグラデーションを効果的に用いることで、より躍動感ある仕上がりに。
赤いコートに描かれた《作品・I》は文字のかたちそのものを表現し、グリーンの《作品・つ》では、見る者に文字が描かれる軌跡を想像させる。
モチーフのアルファベット「Q」が、円柱形、球体へと、作品番号が進むにつれて変化していく「作品・Q」シリーズをモチーフにした、ワンピース、バッグ、サンダルなどが揃う。ワンピース正面に配した明るいイエローカラーのグラフィックは、鮮やかな原色の対比を黒、作品によってわずかに使われる白が引き締める構成が造形と響き合い、実際に使われた色数以上の効果を生み出している。動く度に滑らかにグラフィックが浮き上がる仕上がりだ。
「ROPE」シリーズは、田中一光のアイコニックなモチーフである「ロープ」を取り入れる。日本の"結び"を参考に描かれたロープは、その複雑な構造を提示すると共に、ほどけていく途中のような柔軟性や流動性も表現。トップスやパンツ、バッグなどをラインナップする。
IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE No.3 「WORK」シリーズ、「ROPE」シリーズ
発売日/展開店舗:
・「WORK」シリーズ
2018年1月6日(土) ミー イッセイ ミヤケ 青山店
2018年2月1日(木) プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / 青山、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / 六本木、イッセイ ミヤケ ギンザ/ オモテ、エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / センバ
「ROPE」シリーズ
2018年3月1日(木) ミー イッセイ ミヤケ 青山店
アイテム:
「WORK」シリーズ
・コート 各90,000円
・ワンピース 各38,000円
・バッグ 11,000円
・サンダル 45,000円
「ROPE」シリーズ
・トップ 11,000円
・パンツ 42,000円
・サンダル 45,000円