カルティエ(Cartier)の新ブティックが、東京・六本木ヒルズに2017年10月28日(土)にオープン。開店を記念して、カルティエのアイコンウォッチ「タンク」の誕生100周年を記念したギャラリー「TANK 100」が、2017年10月28日(土)から11月26日(日)まで限定オープンする。
新たに誕生するカルティエ ブティック 六本木ヒルズ店は、カルティエ メゾンの変わらない本質を持ちながら、時・人・社会と共に変化し続けることをコンセプトにデザイン。フランス・カンヌに続いて世界2店舗目となる、什器を自由自在にレイアウトできる新しいスタイルの店舗となっており、従来にはない多機能を持つ空間となっている。
オープン記念として登場するギャラリー「TANK 100」では、アイコンウォッチの誕生100周年を祝い、「タンク」の歴史や精神をこれまでにないモダンな手法で表現。会場には、現代アーティストとしても知られる香取慎吾が「タンク」からインスピレーションを受けて制作した、2つのオリジナル作品が展示される。
絵画「時間が足りない:need more time」は、「タンク」から連想される線路型分目盛、リューズなど時計の部品が次々と自由に躍るシーンをイメージして制作された。
香取慎吾は作品について次のように話す。「僕の描く絵はエンターテインメント的な側面もあります。よく自分の絵の中に登場するモチーフである東京タワーや黒うさぎもいます。視線を動かして楽しめるように考えました」。
作品はキャンバスを文字盤に見立て、まずコンピューターグラフィックで描かれ、仕上げにアクリル絵の具でグラフィティのような文字とローマ数字を散りばめている。2.8×5メートルに拡大ブリントされ、カルティエブティック六本木ヒルズ店ファサードに「TANK100」ギャラリーのキービジュアルとして展示される。
一方、オブジェ「百年のfuuu.」は「これまでの百年も、これからの百年も」をテーマに作られた。彼自身ターニングポイントとなる2017年、「タンク」の100周年を祝うオブジェに思いを重ねた。イメージソースは、彼が好きなヴェネツィアングラスのシャンデリアだ。バースデーケーキに20本のロウソクを乗せたオブジェには優しい光が灯り、未来的な空間の中で輝く。
作品について香取は「ロウソクの灯を吹き消すのではなく、この作品を見る人が“fuuu”と息を吹きかけることで、新しい命を吹き込むようなイメージ。これまでの百年もこれからの百年もタンクには途切れることのない命が吹き込まれ、火が消えることはありません」とコメントした。
「TANK 100」ギャラリーの床面には「タンク」の象徴的な線路型分目盛を模したラインが引かれ、それに沿うように12の展示が並ぶ。俯瞰してみると、まるで時計の文字盤のようなディスプレイに。中心となる「タンコテーク」では、来場者がタイムマシーンに乗ったかのようにウォッチの歴史を体感し、それを身に着けたアイコンたちと時空を超えて出会うような体験ができる。
カルティエ ブティック 六本木ヒルズ店
オープン日:2017年10月28日(土)
住所:東京都港区六本木6丁目11-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク 2階
TEL:03-5772-2570
営業時間:11:00~21:00
■期間限定ギャラリー「TANK 100」
開催期間:2017年10月28日(土)~11月26日(日)
営業時間:11:00~21:00
※混雑時は、入場制限の可能性有。
【問い合わせ先】
カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL:0120-301-757