ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月22日(金)に発表された。エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)の新作は、先んじてイギリス・ロンドンで発表されたため、ミラノでアルマーニの最新コレクションに出会えるのは、このジョルジオ アルマーニだけとなる。
今季はとても明るくプレイフル。ピンクやグリーン、パープル、レッド…ブライトカラーを寄せ集めたパレットは元気と勇気をくれる。
コレクションの幕開けは、春の訪れを告げる花々の登場から。ポップなフラワーたちがジャケット、スカート、ドレスの上を優雅に飛び回り、ストライプ模様、格子模様といったグラフィッカルなパターンと交わっていく。
キーピースとなるのは、ショートジャケットとミニスカートのコンビ。ボディラインを美しく見せるためウエストシェイプされたトップスは、裾を斜めにカッティング。合わせたスカートは、フレアなものからプリーツタイプまで様々であるが、フレッシュな空気感は統一され、歩く度にふわふわと揺れ、躍動感に溢れている。
後半にかけて登場するイブニングラインも、デイウェアのムードを受けて軽やかな印象だ。ほぼほぼ全てミニ丈スカートで統一され、ソフトなテキスタイルで仕立てられている。ブラックの下地に浮かび上がるスパンコール刺繍はもちろんだが、マルチカラーの”ポンポン”装飾も華やかなアクセントに。帽子やスタイルに散りばめられ、黒一色の世界に明るい光を差している。