ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、2017年春コレクションをプレゼンテーション形式で東京・銀座で発表した。2016年12月7日(水)のことである。
2017年春シーズンの舞台はモロッコ。ほの暗い砂漠、穏やかなオアシス、活気あふれる市場。様々な表情を持つ街並みを一画一画切り取り、デザインに落とし込んだ。マラケシュガーデンで咲き誇る花々や、幾何学的模様の壁、チャーミングなラクダやモンキーなどのアニマルたちがプリントやアップリケとなって登場し、活気あふれる世界観を創り出している。
装いは春らしく軽やか。フィット&フレアを意識したロングワンピースが主役となり、ルーズなプリーツとソフトなファブリックを用いて、流れるようなラインを描いている。袖口や裾にはタッセルを飾り神秘さを添え、アームラインは大きく膨らませモロッカンテイストを香らせる。
注目のニューバッグも、シーズンテーマを織り込みエキゾチックに。人気のバスケットバッグからは、ラクダやモンキーをモチーフにしたアイテムがラインナップ。また‟人生にスパイスを”を意味する「SPICE THINGS UP」とメッセージ付きのバスケットには、タッセルチャームとカラフルなポンポンをあしらった。
足元を飾るのは、バブーシュのようなフラットスリッパ、またはストラップサンダル。タッセルを添えて異国情緒溢れるムードに。イヤリングにも鮮やかなタッセルを採り入れ、大胆さと驚きを与えている。