2011年9月1日、コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)が、日本における新しい旗艦店「CoSTUME NATIONAL Aoyama」を東京・青山にオープン。また、旗艦店を含め、3つのスペースを持つ複合ビル「CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex(通称=CNAC)」も同時オープンする。
1986年に創立した今年で25周年を迎えるコスチューム ナショナルは、。「Edgy Chic」と評されるエンニョ・カパサのデザインは、「ミニマル」、「アンドロジナス」をはじめ、多くのトレンドやムーブメントをこれまで創り出してきた。ものづくりにおいては一貫してオーセンティックであることへこだわり、「made in Italy」の伝統的なテーラード技術に裏付けされた上質な服をつくり続けている。同時に、レーザーカット等の最新テクノロジーも積極的に取り入れるなど、ファッションの新しい地平をつねに切り拓いてきた。
東京・青山へあらたな旗艦店をオープンするにあたり、コスチューム ナショナルの挑戦は、ファッションにおけるトレンド発信に留まらず、「CNAC」ではアート、建築、デザイン等、さまざまな分野を横断的に移動しながら、より先鋭的なコンテンツを提供していく。
【CoSTUME NATIONAL Aoyama】
エンニョ・カパサ自らが、ショップデザインのディレクションを行った東京・青山店。日本におけるコスチューム ナショナルの旗艦店となり、青山店限定の商品のリリースや、ロイヤル・カスタマー向けの独自サービスなど、本格的なリローンチにふさわしいオペレーション・プランおよびサービスを準備している。
【CNAC LAB】
コンテンポラリーアートの映像作品(ビデオアート)を中心としたノンプロフィットのエキシビジョン・プログラムを軸に、現代美術、建築、デザイン等、さまざまなジャンルのレクチャー、シンポジウム、イベントを定期的に行っていく。オープニングの特別企画展は、”CoSTUME NATIONAL : 25th History”。 コスチューム ナショナルの25年の歴史を振り返り、過去のコレクションの中から代表的なルックを中心に構成するファッション・アーカイブ展となる。なお、本展の会場構成は、若手建築家の中村竜治が担当する。
【CNAC WALL】
フランスの現代美術作家、パトリック・ブランによる国内最大規模のコミッションワークを、ショップ内の壁面2面に配し(約12メートル×3メートル規模のグリーンウォール2面)、カウンターバーと屋外テラスの2つのスペースを持つ先鋭的な空間となります。またシャンパン、ワインのセレクトにもこだわり、クオリティの高いメニューを提供する。
その他、CNAC内には、パトリック・ブランのコミッションワークを中心に、ウィリアム・ケントリッジ、ヴィルヘルム・サスナル、ショーン・ランダース、杉本博司ほか、コンテンポラリーアートの作品を数多く展示する予定だ。
CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex
住所:東京都港区南青山5-4-30
TEL:03-4335-7772
CoSTUME NATIONAL Aoyama 11:00~20:00
CNAC LAB 11:00~19:00
CNAC WALL 12:00~24:00