今年も、熱い夏フェスシーズンがやってくる。3月末アメリカ・マイアミ開催の「ウルトラ ミュージック フェスティバル」を皮切りに、早くも世界中でフェスサーキットがスタートした。
ファッションプレスは、多くの音楽イベントを紹介しているが、中でも注目したいのは、今年で日本開催3回目を迎える「ウルトラジャパン(ULTRA JAPAN)」。ダンスミュージックファンを熱狂させる、この最大級の都市型フェスティバルは、回を増すごとに参加人数も増加。昨年は3日間でのべ90,000人、前年比2倍以上となる動員数を記録した。
サウンドとともに欠かせないのがファッション。近年では‟フラワークラウン”などのヘッドピースをはじめ、独自のトレンドが生まれている。今回は、2016年3月にマイアミで開催された「ウルトラ ミュージック フェスティバル」、そして6月に開催された「ウルトラ コリア」をリサーチ。
カジュアルの代名詞「デニム」も、フェス仕様になればぐっとアクティブに!マイクロ&ミ二丈のパンツが人気だが、サロペットやジャケットで取り入れて、オリジナリティを出している子も。カラーは明るいものが流行の兆し。ダメージ加工を施して、アグレッシブにスタイリングしている。
参戦したからには、1枚はゲットしたいイベントTシャツ。同じものだからこそ、自分なりの着こなしができれば、一歩差がつくかも。あえて、ビックサイズを選んでワンピース風に着こなしたり、裾にカッティングを加えてフリンジを作ったり…、その方法は多種多様。友達と色違いで購入すれば、簡単に‟双子コーデ”も決まっちゃう。
音楽フェスにスニーカーはマスト。特に人気が高いのは、コンバース「オールスター」のローカットとアディダス「スタンスミス」。装いがカラフルな分、足元はオールホワイトまたはオールブラックでまとめれば、ぐっと全体が引き締まる。中には、ナイキのマルチカラー「エアフォース1」で、エッジを効かせた上級者も。
一つ取り入れるだけで、今年顔にぐっと近づけてくれる‟小物”。洋服はなかなかチャレンジできない…そんな悩みを抱える子は、まずは小物からトライして。夏の味方・サングラスは、ビックサイズのラウンドモデルや鮮やかなカラーフレームなど、デザイン性の高いものがオススメ。ミラーレンズやカラーレンズをセレクトすれば、より個性派ルックに。
暑い夏だから、まとめ髪にしたいもの。フィッシュボーンを選ぶ子は多いけれど、2016年は‟アニマルヘア”にチャレンジしてみては?ロングヘアの子は、大きなお団子を頭に2つのせれば、たちまち‟くまルック”が完成。残念ながら、髪の長さが足りないこは、ネコ耳カチューシャを手に取って。
フェスファッションは、女の子だけじゃなく男の子だって楽しめる。メンズならではのアプローチで、夏スタイルを完成させよう。例えば、ハーフパンツはいつもよりポップなデザインを選んで。サーフパンツなら、ボーダー模様やボタニカルモチーフなど、たくさんの色柄が揃うので、好みのものが見つかるはず。
ビビットな色を差すなら、シューズやハットで遊びを加えてみては。マイアミの男の子たちは、モノトーンコーデに赤やブルーのスニーカーを合わせて、色遊びを楽しんでいたみたい。
コリアで多く見かけたのは、仲間同士で同じアイテムを着用する‟双子コーデ”。存在感ある柄アイテムやビスチェも、お揃いならチャレンジしやすい。アクセサリーで個性を光らせるもよし、カラートーンまで合わせるもよし。友達同士で様々なフェスファッションを楽しんでみて。
「ウルトラジャパン」の開催は、2016年9月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)の3日間。それまで、フェスファッションの情報を随時届けていくのでぜひチェックを。