月ごとにテーマを設定しマンスリー・フロー形式でキャンペーンを展開しているバーバリー(BURBERRY)。2011年秋冬シーズン、7月のキャンペーンは「フェスティバル」がテーマ。「グラストンベリー・フェスティバル」に代表される屋外ミュージック祭をイメージした。
©Burberry/Testino
「テーマは著名な英国のポートレート写真、60年代後半のバーバリーキャンペーンからインスピレーションを得たものです。当時のキャンペーンモデルは時代を象徴するジーン・シェリンプトンでイギリスらしい詩的かつロマンティックな雨を、頭から被ったトレンチコートで凌ぐ姿が捉えられています。」 とクリストファー・ベイリーが語るように、ブランケットのようなマスタードカラーのブロックチェック柄のコートはに、傘やグローブをコーディネート。トレンチコートなどブランドの原点、伝統とも言えるアウターウェアを取り入れつつ、雨がよく降るこの時期のスタイルを巧みに表現した。
若く多彩な顔ぶれでグループポートレートを作るという目的のもと、シーズンを通してイギリス人俳優、ミュージシャン、モデルなど多彩なキャストが登場する一連のキャンペーン。中でも7月は新進気鋭の若手モデルにフォーカス。エディ・キャンベル、カーラ・デレヴィーニュ、ミリー・シモンズ、カラム・ターナーが起用されている。
モデルのエディ・キャンベル - BURBERRY PRORSUM 2011-2012A/Wコレクションより