ロンドンファッションウィークにて、キャロラインチャールズ(Caroline Charles)の2011-12年秋冬コレクションが発表された。
今季のコレクションは20世紀初期に女性の地位を確立すべく戦った、自立したパワーがみなぎった女性からインスピレーションを受けデザインされた。
膝丈のタイトなスカートやハイウエストのワイドパンツにエレガントな帽子を合わせ、上品で女性らしいスタイリングが印象的。バックデザインにフリルやリボンを施したスカートには、強い女性像の中にもフェミニンな一面を垣間みる事ができる。シンプルでシックなデザインだが、ソフトなイメージのシルクや重厚感るベルベットやレザー、刺繍施されたツイードを使用しこだわりを魅せた。
カラーパレットはダークブラウンやブラックなど落ち着いたカラーに、ビビッドな赤やターコイズ、アニマル柄などインパクトの強い色味も使用している。クオリティーの高いコレクションは今季も注目を集めそうだ。
Text by ErinaMaruno