映画『ラブ・アクチュアリー』 - クリスマスにおすすめ

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『ラブ・アクチュアリー』はクリスマスのロンドンを舞台に、19人の男女が織りなす9つのラブストーリーを描くロマンティック・コメディ。ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、キーラ・ナイトレイらを始め、豪華俳優・女優陣の演技が光る。

また、始終流れるクリスマスソングもこの映画の魅力の1つ。誰もが思わず口ずさんでしまうような曲ばかり。

クリスマスより少し前に鑑賞すれば、恋人や家族、大切な人、片思いの人へ思いを伝えたり、会いたくなる原動力となってくれそうな映画だ。

■あらすじ
・新たに就任した、若くてイケメン首相のデイヴィッド(ヒュー・グラント)は独身の身。しかしちょっと太めの秘書、ナタリー(マルティン・マカッチョン)に一目惚れしてしまい、仕事に支障が出てしまう。

・妻を亡くしたダニエル(リーアム・ニーソン)は、義理の息子サム(トーマス・サングスター)が口を利かなくなってしまったことが心配の種に。しかしサムが口を利かない理由は母の死ではなく、学校で一番人気の女の子に対する片思いによるものだった。2人は作戦を立てながら恋を成就するため実行に移す。

・弟に恋人を奪われてしまった作家のジェイミー(コリン・ファース)は、傷心を癒すため南仏のコテージに籠る。そこでメイドとして働くポルトガル人のオーレリア(ルシア・モニス)と出会う。英語もフランス語も通じない2人は、惹かれ合うが言葉の壁が立ちはだかり……。

・会社を経営するハリー(アラン・リックマン)は、妻カレン(エマ・トンプソン)や子供たちと幸せに暮らしていた。だが部下のミア(ハイケ・マカッシュ)が、彼にアプローチをかけるようになり、火遊びをしてしまいそうになる。

・ハリーの会社に勤めるサラ(ローラ・リニー)は、入社以来2年7ヶ月のあいだ、同僚のカール(ロドリゴ・サントロ)に恋心を抱いている。奥手なサラは、なかなかデートに誘うことができす……。

・老いぼれのロック歌手のビリー(ビル・ナイ)は、かつて自身のヒット曲をクリスマスソングにアレンジして再度トップに返り咲こうとする。マネージャーのジョー(グレゴール・フィッシャー)が必死に売り込みをするが、ロックスター気取りなビリーは下品な発言で世間を騒がせてばかり。

・画家のマーク(アンドリュー・リンカーン)は、親友ピーター(キウェテル・イジョフォー)の結婚相手、ジュリエット(キーラ・ナイトレイ)に恋心を抱いている。マークは結婚式で親友を祝福するも、ジュリエットとは仲良く話せない。マークの気持ちを知らないジュリエットは夫の親友となんとか仲良くなろうと悩む。

・イギリスでケータリングの仕事をする若者コリン(クリス・マーシャル)は彼女いない歴を更新中。冷たいイギリス人相手に限界を感じ、友人が止めるのも構わず、単身でウィスコンシンに出発。アメリカの女の子ならモテると信じて街のバーへと向かうが……。

・ラブシーンを演じるジョン(マーティン・フリーマン)とジュディ(ジョアンナ・ペイジ)。そんなシーンの撮影中でも、他愛もない会話をしながら撮影できる2人は、自然に親しくなり恋に落ちていく。