『スパニッシュ・アパートメント』、『ロシアン・ドールズ』に続き、セドリック・クラピッシュ監督の“青春三部作”の最新作にして完結編となる『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』が2014年12月6日(土)より日本で公開される。
パリの大学生グザヴィエのバルセロナ留学時代をビビッドに綴り、10年前に大ヒットした『スパニッシュ・アパートメント』。そして、学生時代から5年が過ぎ、社会人となったものの足元が定まらない彼の恋愛・人生模様を描いた『ロシアン・ドールズ』。あれから10年経ち、人生設計ズレまくりの40歳となったグザヴィエの人生のままならなさと悪戦苦闘を、ユーモアを交えて描く本作は、これまでの三部作の完結編となる。
グザヴィエを演じるロマン・デュリス、元カノ、マルティーヌを演じるオドレイ・トトゥ、その他、ケリー・ライリーやセシル・ド・フランスなど、本シリーズによるブレイク組も再登場。1作目からの変化や成長、または変わりなさで大いに楽しませてくれる。
■ストーリー
2児の父となり腰を落ち着かせたに見える、40歳のグザヴィエ。小説家としてもそこそこの人気を得て、そのまま順風満帆な人生を送るはずが……青天の霹靂、またも大ピンチに見舞われる。妻ウェンディから三行半を突き付けられたグザヴィエは、妻子を追いかけてニューヨークで暮らすことに。
アッパーな暮らしをおくる妻の今カレと、友人宅に居候する自分との差に愕然とし、友人の浮気騒動に巻き込まれ、移民局に目をつけられ、今後はニューヨークの街を東西奔走。予期せぬ出来事ばかりに見舞われてしまう。
【作品情報】
『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』
原題:Casse-tête chinois
公開日:12月6日より、Bunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー
監督・脚本:セドリック・クラピッシュ(『スパニッシュ・アパートメント』『ロシアン・ドールズ』)
キャスト:ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランス、ケリー・ライリー
2013年/フランス・アメリカ・ベルギー/英語・フランス語/アメリカンビスタ/カラー/117分/
配給:彩プロ
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