ロンドンファッションウィークにて発表されたシャルル アナスタス(Charles Anastase)の2011年春夏コレクション。
セルジュ・ゲンズブールの曲が流れる中、ジェーン・バーキン風の人形のようなモデル達が登場。丸衿のステンカラーコートやひざ丈スカート、スクール風ブラウス等ベーシックなアイテムに、シースルー素材やエレガントなレースや細かいエンボス加工を施して、シャルル アナスタス風フレンチガールの出来上がり。
色は白や薄いオレンジ、ラベンダー、ミントグリーンですがすがくスウィート。薄手のカラーストッキングを合わせてさらにエアリーな雰囲気に。昨年の秋冬コレクションに引き続き、靴はアンバランスなほど高いハイヒールのプラットフォームサンダル。ブリジッド・バルドー風のオフショルダーのドレスは、女性の体のラインを優しく包み込む。アルミホイルのようなシルバーのステンカラーコートやパンツ、裾がフレアのショートサロペットでちょっとロックな味付けを。立体的な花がちりばめられたオーガンジーのシースルードレスは、ロマンチックであやうげな少女時代を思い起こさせる。