ジェームズ・キャメロンが監督を務める「アバター」シリーズの新作映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』が、2025年に公開される。
ジェームズ・キャメロンの代表作である2009年の『アバター』は、全世界歴代興行収入ランキングで第1位を獲得したSF作品。地球から遠く離れた神秘の惑星“パンドラ”を舞台に、パンドラの先住民族であるナヴィと、地球人のDNAを組み合わせるという「アバター・プロジェクト」から始まる運命の物語を描き出した。注目を集めたのは、ジェームズ・キャメロンが独自開発した3Dカメラによる、ハイクオリティな映像世界。圧倒的な3D映像により壮大な物語を紡ぎ、人々を究極の世界観へと誘った。
さらに、1作目『アバター』から13年間の時を経て公開された2作目の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、前作をはるかに超える解像度とハイ・フレーム・レートにより、リアルを超えた映像美を実現。人類と先住民ナヴィとの激しい戦いや、家族を描いた感動のドラマを没入感あふれる映像世界で表現した。
元海兵隊員のジェイクは、神秘の星パンドラの一員となり、ナヴィの女性ネイティリと結ばれる。二人は家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。しかし、再び人類がパンドラに現れる。神聖な森を追われたジェイクの家族は、未知なる“海の部族”の元へ身を寄せるものの、この美しい海辺の楽園にも侵略の手は迫っていた。
そして、「アバター」シリーズ3作目にあたる新作映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』が2025年に公開へ。海兵隊員からナヴィのリーダーになったジェイク・サリー、ナヴィの戦士ネイティリ、サリー一家がともに、もう一度パンドラへと新たな冒険を始める。
ジェームズ・キャメロンは、ディズニーファンイベント「D23 The ULTIMATE Disney FAN EVENT」に姿を現し、映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』についてコメント。『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』作中に新キャラクターや新たな生命体が登場することもうかがわせた。なお、ジェームズ・キャメロンとともに、ジェイク・サリー役のサム・ワーシントン、ネイティリ役のゾーイ・サルダナも登壇している。
ジェームズ・キャメロン コメント
「このイベントのために、ニュージーランドからはるばる飛んできましたが、来た甲斐がありました。18年以上もの時間をかけてパンドラの世界を描いた『アバター』シリーズ最新作にして3作目を皆様にお披露目する事ができて、とても嬉しいです。毎日VFXから届く映像を見て、クリスマスの朝が来たかのような喜びを感じています。キャラクター達はとても生き生きとして、本物のように感じ、この新しい冒険は美しいだけではなく、本作では新たな挑戦がありました。新しいキャラクターや、設定、生命体、いままでパンドラでは見たことのないものも出てきますので、きっと気に入って頂けると思います。最新作は皆さんが期待している以上の作品であることを約束します」
【作品詳細】
映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』
公開時期:2025年
全米公開日:2025年12月19日
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ