ボリオリ(BOGLIOLI)の2015年春夏コレクションが発表された。イタリア・トスカーナのポルトエルコーレにある歴史的なホテル「イル ペリカーノ」からインスパイアされたコレクション。
60、70年代の美学や魅惑的なエレメントからインスパイアされた今季は、大胆な色使いや、ゆったりとしたフォルムで、エレガントかつ異国情緒溢れるスタイルが登場。往年の著名な写真家たちを虜にしてきたホテルを再現したかの様なプレゼンテーション会場でモデルたちは、麦わらを思い起こさせるイエロー、鮮やかな色合いのブルー、トスカーナのレンガのような赤といったカラフルなジャケットやパンツを着こなす。また、モダンなテイストのチノのパンツや、ハイゲージの繊細なニットウエアなど、ジャケットと相性のいいアイテムも充実。
素材は“クールウール”をコンセプトに新しく日本で開発された「ウルトラ ライト ウール」を使用。スーツは軽量化に成功し、夏らしく軽やかに身にまとえる。エスパドリーユに用いられる白いジャカードピケを用いた、ダブルブレストのブレザーも、大人の爽やかさを演出する。