建築家・デザイナーのエマニュエル・ムホーが、インスタレーション「colorful wind」を全世界のユニクロ(UNIQLO)のディスプレイウィンドウで行なった。
ユニクロの新商品「リネン」の魅力を表現したというインスタレーション。最初の場所として選ばれたのが、銀座旗艦店。ここで表現したのは、100色の紙の帯がマネキンの上で揺れ動き、まるでカラフルな春風をマネキンがまとっているかのような光景。
1階ガラスケースに見えるのは、床に設置したサーキュレーターにより舞い上がり揺らめく、2階から吊るされた長さ4.7mの帯が2400本。その中に、春らしいリネンのウェアを着たマネキンがたたずむ。さらには、1階の天井の鏡により揺れ動く色が反射され、ケースからたくさんの色が溢れ出てくるように見える仕掛けも加えられた。
同じくファサードでも、100色の正方形が7mの高さまで敷き詰められ、色が春風に舞い上がる様子を表現。銀座のほか、パリやロンドンのオックスフォードストリート、ニューヨーク・ソーホーの店舗をはじめとする世界8か国26都市の店舗をインスタレーションが彩った。