サポートサーフェス(support surface)が2011S/Sシーズンコレクションを発表した。
秋冬のストイックさから一転し、「閉ざされた窓をぱっとあけた」ような、軽やかで春夏の季節感溢れるコレクションが展開された。今シーズンのテーマは「harmonize」。これまでは、無地のアイテムが多かった同ブランドであるが、本コレクションでは小花柄のシャツが登場。
グレンチェックのウール素材のパンツやノースリーブのテーラードジャケット等、マニッシュなアイテムを小花柄のシャツと合わせるコーディネートを提案した。カラーは、春らしく明るく優しい雰囲気の中に、サポートサーフェスらしいモノトーンも見られた。
デザイナーの研壁宣男氏は、今シーズンのテーマである「harmonize」について、「テーマは、事前に決めるのではなく、コレクションを作った後に必然的に浮かび上がってくるもの」と語った。
また、素材に関しては、履き心地や肌触りの良さを追求したものを使う事で、外見に匂い立つような、"着心地の良さをデザイン"していると、素材へのこだわりについても触れた。
【harmonize】
新しい季節の色合い
ポジティブな予感
呼吸のリズムと布のシンクロ
爽快な空気感、穏やかな緊張感
調和の中の必然的な美しさ