マックスマーラ(Max Mara)が2015年リゾートコレクションを発表した。
今季は、ストリートファッションからインスピレーションを受け、80年代初頭のニューヨークのエネルギッシュな日々と自由な創造性にフォーカス。カラーはニューヨークグレーやアーバンインディゴから、豊かで鮮やかなグリーン、褐色、サフラン、ホワイトへと変化。徐々に軽い素材を引き立て、長く続いた寒さから徐々に春へ向かう様子を表現した。
また、ストリートウェアの要素をラグジュリーな素材に置き換え、マックスマーラらしくエクスクルーシブに進化さている。コレクションのキーアイテムとして、ルーズなパーカー付きのダブルフェイスのラップコート、ピュアカシミアのテディベア風ボレロとシェルピンクのミンクボレロ、ミンクのポンポンが付いたカシミヤジャージー製スカーフ、クロコダイル模様が型押しされたカンガルースキンのスカートや裏なしのシェアリング製超軽量カーディガンコートなどキーとなるアイテムだ。
足元はスニーカーでまとめ、ストリート要素を取りいれた。ストラップ部分に使用されたカラーが印象的。コレクションを強調するアクセサリーとして登場した、メッセンジャーバッグ、スネークやポニー、ヒョウといった柄のバケツハット、そして極太のチェーンがアクセントになっている。ストリートとラグジュアリーを融合させ、都市の灼熱の夏を予兆させていくようなコレクションとなった。