アニメーション映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』が、2023年6月30日(金)に公開される。
映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』は、A24が北米配給を担うアニメーション作品。2010年から2014年にかけてYouTubeで順次公開され、累計5000万回再生を記録した短編作品を長編映画化したものだ。
『マルセル 靴をはいた小さな貝』で描かれるのは、“靴をはいた小さな貝”マルセルの冒険。実写とストップモーションアニメを組み合わせ、時にコミカルに、時にエモーショナルに物語を紡いでいく。
『マルセル 靴をはいた小さな貝』では、アマチュア映画作家のディーンが体長およそ2.5cmのおしゃべりな貝・マルセルと出会うところから物語がスタート。マルセルの語る人生に感銘を受けたことから、ディーンはマルセルを追うドキュメンタリーをYouTubeにアップするのだが……。
監督は、YouTubeから躍り出た新進気鋭の映像作家ディーン・フライシャー・キャンプ。『マルセル 靴をはいた小さな貝』の評価を受け、実写映画版『リロ&スティッチ』の監督に抜擢された。
ディーン役は、監督のディーン・フライシャー・キャンプ自身が演じる。また、CBS「60 ミニッツ」キャスターのレスリー・スタールも本人役で出演する他、マルセル役の声はジェニー・スレイト、マルセルの祖母コニー役のボイスキャストはイザベラ・ロッセリーニが務める。
主人公マルセル…声・ジェニー・スレイト
体長2.5センチのおしゃべりな貝。不慮の事故で家族と離れ離れになり、コニーと2人暮らし。コニーに背中を押され、家族探しを決意する。YouTubeにアップした動画がSNSで大バズり、全米の誰もがマルセルのことを知ることに。
コニー…声・イザベラ・ロッセリーニ
マルセルの祖母。「怖がっていてはダメ。冒険あるのみよ」とマルセルを鼓舞する。
ディーン・フライシャー・キャンプ…ディーン・フライシャー・キャンプ(本人役)
映像作家。マルセルの住む家に引っ越してくる。
レスリー・スタール…レスリー・スタール(本人役)
映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』は、北米配給券を手にしたA24による、たった6館での限定公開だったにも関わらずヒットを飛ばした。加えて、賞レースも席巻しており、ファンタジーをはじめとしたジャンル作品を称えるサターン賞ではアニメ映画賞を受賞、“アニメーションのアカデミー賞”の異名を持つアニー賞では長編インディペンデント作品賞・長編作品声優賞・長編作品脚本賞の3冠に輝いた。
また、ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞(アニメ部門)に、第95回アカデミー賞では長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど、注目を集めた。
なお、映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』の公開に向けて、画家・絵本作家のヒグチユウコと絵描き・ 絵本作家の 石黒亜矢子から応援イラストが到着。
ヒグチユウコは劇中の印象深いワンシーンである、ランタンを飛ばすマルセルの姿、体長2.5 センチの貝・マルセルが活発に活動する様子を描いた。
マルセルは、おしゃべりで好奇心あふれる貝。祖母のコニーと一軒家でふたり暮らし。ある日家に越してきた映像作家のディーンと出会い、初めて人間の世界を知ることに。離れ離れの家族を見つける為YouTubeに動画をアップしたところ、 SNS上で瞬く間にバズり、一躍全米の人気者になるのだが……!?
【作品詳細】
映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』
公開日:2023年6月30日(金)
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
脚本:ディーン・フライシャー・キャンプ、ニック・パーレイ、ジェニー・スレイト
出演:ジェニー・スレイト、イザベラ・ロッセリーニ、ディーン・フライシャー・キャンプ、レスリー・スタール