“たった3度の金曜日”が3人の少女たちの人生を変える…。その3回のうちの最初の金曜日、同じ学校に通う親友、クールでシニカルなミンミと、素直でキュートなロンコは、放課後にスムージースタンドでアルバイトをしながら、恋愛やセックス、そして自身の将来への不安や期待などについておしゃべりを楽しんでいた。
そんな中、「男の人と⼀緒にいても何も感じない⾃分はみんなと違うのでは?」と悩み続けていたロンコは、理想の相手との出会いを求めて、果敢にパーティーへと繰り出す。一方、ロンコの付き添いでパーティーに赴いたミンミは、大事な試合を前に、プレッシャーに押しつぶされそうになっていたフィギュアスケーターのエマと急接近する――。
映画『ガール・ピクチャー』は、子どもと大人の狭間でもある、17歳から18歳に差し掛かる3人の少女たちが、恋愛にセックス、自身の将来について悩みもがく北欧発の青春物語。第38回サンダンス映画祭でワールドシネマドラマ部門観客賞を受賞したほか、第95回アカデミー賞国際長編映画賞部門フィンランド代表に決定している。