TOPSHOP(トップショップ)が、モデル兼フォトグラファーのモニカ・モギ(Monika Mogi)と美容院Valentineのヘアメイク白石理絵とのフォトコラボレーションを発表した。
弱冠二十歳ながらも数々の雑誌やブランドとの仕事をこなすフォトグラファー、モニカ・モギがガールズカルチャーを好むTOPSHOPとタッグを組んだ。モデルには進出気鋭のShiho、ヘアメイクは白石理絵を起用。
今回描いたのは、モニカ自身も焦がれてやまないウェス・アンダーソンの名作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(The Royal Tenenbaums)』の中のヒロイン、マーゴ・テネンバウムだ。目元をモードにスマッジさせたメイクで囲み、クールな姿勢を崩さないマーゴだが、常に身に付けているガーリーなヘアピンや、ファーコートから覗く素朴なポロシャツは幼い頃与えられなかった両親の愛情への投石なのだろうか。今回のコラボレーションでは、大人になりきれない美しいマーゴを表現する。
モニカが作り上げる写真はノスタルジックな気分を誘発させる。平成生まれながら昭和を愛する彼女と常に新たな挑戦を続けるTOPSHOP。一見ミスマッチな組み合わせだが、写真にあらわれるように絶妙なバランスで見事な化学反応を起こしている。
【プロフィール】
モニカ・モギ
弱冠二十歳ながら既にcommons&sense、Ginza、NYLON JAPANやAmerican Apparel、G.V.G.V.、 Vargas等との仕事をこなし自身もモデルを務める。レトロで透明感がありながらもどこか不気味な雰囲気も作品に漂わす彼女のバランスには定評がある。2014年1月に原宿で行ったモニカ・モギのエキシビジョンでは公開シューティングを行うなどそのプロデュース力も話題となった。