ムーミンをテーマにした埼玉・飯能のレジャー施設「ムーミンバレーパーク」が、2021年12月10日(金)よりリニューアルオープンする。
2019年3月に誕生した「ムーミンバレーパーク」は、宮沢湖を中心とする広大な自然が舞台のテーマパーク。ムーミンたちが彼らが仲良く暮らすムーミン屋敷や、物語を体験できる複数のアトラクション、レストランやショップといった様々な施設を通して、ムーミンの世界が楽しめる。
今回は、ムーミンバレーパークが考える“Well-being(心もからだも心地よい状態が継続すること)”を新たなテーマに掲げてリニューアル。パークを訪れたゲストが、より自然の中でのんびりと過ごせるよう、一部施設を変更している。
「パンケーキレストラン」は、コーヒーと焼きたてシナモンロールの香りで満たされる「レットゥラ ラウンジ」として生まれ変わる。店内ではシナモンロールをはじめ、パンが購入できる。
ゆったりとした店内スペースでくつろぐのはもちろん、自然溢れる宮沢湖を眺めたり、テラスに設置されるハンモックでのんびりとカフェタイムを過ごすのもおすすめだ。さらに、家族や仲間と楽しめる特別なイベントや、ワークショップも実施していく。
また、展示施設「コケムス」2階の「ショップ&カフェ」は、新設した本棚に約400冊のムーミン関連の書籍がずらりと並ぶ「ライブラリーカフェ」に。ムーミン以外に故郷フィンランドに関する書籍もするほか、フィンランドの図書館のようにボードゲームも楽しめる。
奥のスペースでは、不定期でワークショップも実施。店内ではパンやオリジナルブレンドのコーヒーも提供されているので、本やボードゲームとともにカフェタイムを楽しめる。
同じく「コケムス」2階でワークショップ向けに利用されていた場所は、子どもと一緒に学べて遊べる「キッズスペース」に変身。幼児向けの木製のおもちゃ、ソフトブロック、絵本など、子どもの知的好奇心をくすぐるアイテムが用意されている。絵本の読み聞かせなど、ムーミンの世界観を通して遊びながら学べるワークショップも開催予定だ。
エンマの劇場で上演されるショーも大きく変更。「ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン」と題し、これまでの30分上演していたショーを、半分の約15分に短縮するだけでなく、来場者はムーミンたちがリードするダンスに参加することもできる形式へ。子どもから大人まで、ムーミンとの時間を楽しむことができる。
展示施施設「コケムス」にあるレストラン「ムーミン谷の食堂」のメニューもリニューアル。フィンランドの伝統料理ミートボールをメインとしたプレートや、自家製マリネにしたアトランティックサーモンをのせたパンケーキなど北欧を感じるライナップを用意する。