東武スカイツリーライン 浅草駅~とうきょうスカイツリー駅間を結ぶ鉄道高架下複合商業施設「東京ミズマチ」が順次開業を迎える。その先陣を切り同施設内<ウエストゾーン>4店舗が2020年6月18日(木)、1店舗が6月25日(木)よりオープンする。
東京観光の人気スポットとして知られる浅草寺と東京スカイツリータウン。「東京ミズマチ」は、その2つの名所の間となる水辺周辺エリアに位置する。施設は、源森橋を境に<ウエストゾーン>と<イーストゾーン>に分かれており、まず<ウエストゾーン>の誕生が、この「東京ミズマチ」の歴史の幕開けとなる。
「東京ミズマチ」は、浅草寺~北十間川エリア~東京スカイツリータウンまでの東西軸を整備した水辺周辺エリアを最短で結ぶルート上にある。東武スカイツリーライン 浅草駅から歩いてすぐの場所には、最短ルートの肝となる連絡歩道橋「東京スカイツリー・浅草連絡歩道橋 すみだリバーウォーク」が開通。今後は、徒歩で簡単に隅田川を越え、東京スカイツリータウン方面に出られるようになる。
「東京スカイツリー・浅草連絡歩道橋 すみだリバーウォーク」は、東武鉄道の隅田川橋梁の下流側に添架される。“恋人の聖地”にも制定される場所なので、デートスポットとしてもおすすめだ。
浅草寺方面から向かえば、橋を渡る手前で隅田川と東京スカイツリーを美しく写真におさめることができ、夜は東京スカイツリーとのライティングの共演も楽しめる。また、途中には、“隠れソラカラちゃん”が2つあるので、探しながら渡るのも楽しい。
「東京スカイツリー・浅草連絡歩道橋 すみだリバーウォーク」を渡れば、そこはすぐ「東京ミズマチ」。緑あふれる隅田公園を真向かいにして、6月18日(木)にオープンする<ウエストゾーン>が現れる。
浅草側から歩いてくると、まず目に入るのが、人気レストラン「シエロ イ リオ」を手掛けるバルニバービの新業態「ランド エー(LAND_A)」。解放感ある店内では、モーニング、ランチ、ディナーに加えて、自宅でもレストランの味を楽しめるデリやテイクアウトのメニューも展開する。天気のいい日には、目の前に広がる隅田公園でテイクアウトメニューを楽しむのもよさそうだ。
産地にこだわった食材のみを使用しており、メニューに登場する野菜は“マルシェ”のスペースで購入することもできる。また、テラスでは2名から楽しめる手ぶらBBQも用意。Wi-Fiも完備されているので、カフェを楽しみながら仕事をするにも最適な空間となる。
入口左側には、パティシエがつくる本格グルメクレープを提供する「東京クレープガール」が併設オープン。王道の苺やチョコバナナに加えて、ハム&チーズなどの軽食系も充実した全8種のラインナップを販売する。国産バターを使用した、ほんのり甘くもっちりとした食感の生地は、それだけで食べても美味しく、生クリームと生地だけのシンプルメニューも展開予定だ。