ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)の2020年春夏コレクションが、2019年10月17日(木)に発表された。
女性たちのライフスタイルに繋がる、着心地のよい洋服を提案しながらも、毎シーズン新しいスパイスを加え、フレッシュな装いを作るユキ トリヰ。特に春夏シーズンは、花や色からインスピレーションを得てコレクションを仕上げるという。今季は「マーガレット」をシーズンテーマに選んだ。
そして、今季はマーガレットをアクティブなムードのストライプパターンと組み合わせているのがユニーク。エレガントなワンピースやカーディガンには、下地に縦縞模様をあしらい上からフラワーモチーフ散りばめ、花柄ワンピースにはインナーにストライブ柄を差し込むことで、楽しく着れるフラワールックを作り上げた。
また、マーガレットそのものも、ホワイト×イエローのイノセントな配色から脱して、褪せたブラウンやレッド、グレー、ブルーなどで描き出した。スカートやワンピースの上で花咲くフラワーたちは、ヴィンテージアロハシャツのような味のある表情をみせている。
マーガレット柄と肩を並べて登場させたのは、パステルカラーで仕上げた幾何学模様。ワイドパンツやハーフスリーブドレスに落とし込み、スカーフとコーディネートすることで、フレンチシックに着こなした。
新しい季節の到来を告げるのは、花々やカラフルなパレットばかりではない。今季は、薄くて軽い素材を多用し、軽やかに仕上げている。特に、リネンとガーゼの組み合わせはプッシュ。ドレスはもちろん、トレンチコートやシングルジャケットなどのアウターにも取り入れた。
クロップドパンツは、透明感のあるオーガンザを上から一枚かませることで、動きのあるシルエット仕上げている。
グレイッシュピンク、ライトブルー、フレッシュなシトラスカラー。自然の中からインスピレーションを得たやさしい色彩で仕上げたカーディガンやTシャツは、キラキラ輝くストーンやスパンコール、レースの装飾を施すことで、ドレスアップしている。
また、カジュアルウェアの代表格といえるデニムもブラッシュアップ。ワイドシルエットの側章パンツも、センタープレス加工を施すことで上品にみせ、ノーカラージャケットはレースとコンビネーションさせることで可憐さを纏っている。