ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)は、グリム童話の世界からインスピレーションを得たハイジュエリーコレクション「キャトル コントゥ ド グリム」を日本で発表。
ヴァン クリーフ&アーペルは、ヤーコプとヴィルヘルム・グリム兄弟が編纂した『子供と家庭のための童話集(通称グリム童話)』から4つのおとぎ話をピックアップし、豊かな宝石のコレクションを使用して、各ストーリーの世界を表現したジュエリーを制作した。
今回のコレクションで選んだのは『12人の踊る王女』『三枚の羽根』 『黄金の鳥』『ブレーメンの音楽隊』。ブルーサファイアやイエローダイヤモンド、エメラルド、ダイヤモンドなど、贅沢な貴石を使って、物語の登場人物やシーンにイマジネーションを膨らませた、ロマンティックなピースをデザインした。
『12人の踊る王女』は、ひとりの王様と12人の美しい王女の物語。眠っているはずなのにぼろぼろになる王女たちの靴に疑問を抱いた王様が、その理由を明らかにするため、若い王子たちにおふれを出し、謎を解き明かすストーリーだ。
主人公となる12人のプリンセスは、ヴァン クリーフ&アーペルを象徴するクリップになって登場。ホワイトゴールド、ローズゴールド、プラチナ、 ツァボライト ガーネット、ダイヤモンドを使ってきらきらと輝く、舞踏会ドレスを制作。貴石をあしらったティアラやネックレスは、プリンセスの気品あふれる表情を引き立てる。
毎晩こっそりと舞踏会へ向かうために渡っていた湖。おとぎ話のワンシーンから着想したブレスレットは、ペアシェイプのサファイアが印象的。強く深いブルー色のビルマ産サファイアにこだわり、アームにはターコイズとサファイアとのコンビネーション。
ブレスレットの内側には、星空の下に佇む宮殿を、もう一方には湖を渡る船をゴールドで刻んだ。
『ブレーメンの音楽隊』は、ロバや犬、猫、鶏といった動物たちが登場する物語だ。飼い主に捨てられた“寂しい動物”たちが、一緒にブレーメンへ向かって音楽隊を目指す。旅の道中では、動物たちが協力し合い、泥棒たちを退治する場面も。そんな勇敢な動物たちを描いたストーリーをハイジュエリーで表現した。
4匹の動物が一緒になって泥棒たちを敗走させる、『ブレーメンの音楽隊』の中でも象徴的なシーンを落とし込んだクリップ「レ ミュジシェン クリップ」。中央にあしらわれた動物たちはローズゴールドで仕上げたもの。
周りを囲むように、サファイア、ラピスラズリを配置。深いブルーの貴石の上に、星型のダイヤモンドを添えた。ロバ、犬、猫、そして鶏の周囲は、このモチーフを回転させることを可能にした ダイヤモンドの枠でデコレーション。くるりと回すと、夜の森からさらさらと葉擦れの音が聞こえてくるような、イエローゴールドの輝く葉たちが姿を現す。
ブレーメンを目指して4匹の音楽隊が行進するシーンから生まれた「ニュイ サンティヤント ネックレス」は、動物たちが進んでいた夜の森に広がる、星が輝く夜空を表現したものだ。ダイヤモンドは、ペアシェイプとラウンド型の2つのシェイプを用意。夜空に散らばる星のように、そこに規則的にセッティングし、アクセントに濃淡異なるサファイアをあしらった。
ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーコレクション「キャトル コントゥ ド グリム」
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