体験型デジタルアートが楽しめる野外ナイトスポット「阿寒湖の森ナイトウォーク『カムイ ルミナ(KAMUY LUMINA)』」が2019年7月5日(金)、北海道・阿寒摩周国立公園にオープンする。
※モーメント ファクトリー社が制作した「ルミナ・ナイトウォーク」シリーズを紹介するイメージ動画
「カムイ ルミナ」は、カナダ・モントリオールに本拠地を構える最先端のデジタルアート集団「モーメント ファクトリー(Moment Factory)」が開発する、屋外型マルチメディアアトラクション「ルミナ ナイトウォーク」シリーズの新作。
同社は、シルク・ドゥ・ソレイユの演出やスペインはサグラダ・ファミリアのプロジェクションマッピングなどを手がける、世界屈指のデジタルアート集団だ。日本国内では、2018年4月に長崎・伊王島に初上陸、同年12月には大阪城公園内 特設会場にオープンしている。
今回は、北海道の先住民族であるアイヌの伝説として語り継がれてきた「コンクワ」(フクロウの神が歌った謡)を題材に、「モーメント ファクトリー」と阿寒湖の人々が共同で制作。火山・森・湖が織りなす原生的な自然を有する阿寒摩周国立公園の阿寒湖の森を舞台に、光や映像、音響、インタラクティブな仕掛けが散りばめられた夜の森を冒険しながら、自然とアイヌ伝説に着想を得た幻想的なデジタルアートとナイトウォークが楽しめる。
舞台となる夜の森の中には、プロジェクションマッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)といった最新鋭のデジタル技術で様々な動物の姿を投影するなど、阿寒湖ならではの地形や景観を活かしたインタラクティブな仕掛けを演出。ゲスト自らも登場人物の一員となって森の中を歩き回ることで生まれる、「ルミナ ナイトウォーク」ならではの没入感が体験出来るのが魅力だ。
ストーリーに秘められているメッセージは、アイヌ文化とその根幹にある「自然との共生」という考え方。大人から子供、日本人から外国人まで、アイヌの文化や自然との関わりについて、気軽に楽しみながら学んでもらいたいという想いが込められているという。
「阿寒湖の森ナイトウォーク『カムイ ルミナ(KAMUY LUMINA)』」
オープン期間:2019年7月5日(金)~2019年11月10日(日)
※冬季は休業し翌春より再オープン(2020年の開催は5月下旬~11月上旬を予定)
開催場所:阿寒摩周国立公園内 阿寒湖温泉ボッケの森遊歩道
開催時間:日没の30分後より開始~22:30(最終入場時間)
※雨天決行(雨具携行)、荒天の場合は中止。
所要時間:50~60分(約1.2km)
入場料:
・当日料金
大人 3,000円、小学生 1,500円
・前売料金
大人 2,700円、小学生 1,350円
・障がい者割引料金
大人 1,500円、小学生 750円
※未就学児は無料。
※「KAMUY LUMINA」と阿寒湖アイヌシアターイコㇿで上演中の「ロストカムイ」との共通チケットは3,800円(「ロストカムイ」単独チケット:2,200円)
チケット予約・購入方法
・「カムイ ルミナ」公式ホームページ(http://www.kamuylumina.jp)での事前購入
※6月1日より販売開始予定
・「カムイ ルミナ」チケットブース
※7月5日より販売開始。
※阿寒湖温泉街の旅館、ホテルのフロントでも購入可能。