「ドーヴァー」や「Kジャケット」など最高級ジャケットで知られるイタリアブランド「ボリオリ(BOGLIOLI)」が、ミラノで2013年春夏コレクションのお披露目イベントを開催した。会場は、ミラノの中でも最も産業再開発が進んでいる地区にあるSpaziomari&ncò。1920年代アメリカの紳士がインスピレーション源になった今季のコレクションにふさわしい場所として選ばれた。
当時のアイコン的存在といえば、アーネスト・ヘミングウェイ、そしてフランシス・スコット・フィッツジェラルドら。彼らは時代を超えた、洗練された階級の象徴でもある。コレクションでは、彼らのエレガンスがもつクラシックという要素を追求し、洗練されたコンテンポラリーなスタイルへと再解釈している。
イベントのタイトルは「誰が誰のために料理をする?」。ボリオリ会長のマリオ・ボリオリによって招かれた、イタリアのイタリアバイヤーズ協会のベッペ・アンジョリーニ、ルチアーノ バルベラ社会長ルチアーノ・バルベラ、チェルッティ社長のニノ・チェルッティ、そして日本からGQ Japan編集長の鈴木正文がシェフとして登場。彼らによるスペシャルな料理がふるまわれるというユニークな演出で招待客を楽しませた。