アメリカ発のアウトドアブランド「ティンバーランド(Timberland)」が、パリのコレット(Colette)の元ディレクター ナデージュ・ウィンター(NadegeWinter)とコラボ。イギリスのチャリティ団体「TRAID」のリサイクルファブリックを使用したウィメンズのブーツを8月より順次発売する。全世界限定1,200足で、1足ずつテイストが異なる世界にひとつだけのオリジナルブーツだ。

生地を提供した「TRAID」は不要になった衣類や小物をリサイクルし、繊維の廃棄物削減や、国内外の環境改善を目指している。今回はバンダナ、シャツ、スカーフなどイギリスで集められた古着を再利用。そのカラフルでポップな柄は足元のアクセントとなり、クラシックな定番ブーツを一味違った雰囲気に仕上げている。

ベースモデルは、ウィンターが愛用しているティンバーランドの定番6インチブーツ。そのアッパーレザーは、国際団体が定めた評価や環境に最高基準をクリアした"ゴールドレーテッドタンナリー"で生産されている。"ゴールドレーテッドタンナリー"とは、水、エネルギー(電力)、廃水処理、クロム管理、廃棄物管理、排気ガス、環境管理システムなどの評価項目の85％以上をクリアしたタンナリーのことで、ゴールドの評価を得るためには、太陽光発電なの設備投資に加え、作業の効率性、合理化、優れた規範、ムダの削減などが必要とされる。

この事業による「TRAID」の収益は、世界のテキスタイルサプライチェーンにおける労働者の労働条件改善の為のプロジェクトや、世界の最貧国における環境維持のプロジェクトを支援するために使われるとのこと。

【アイテム情報】
6” TRAID Collaboration(6インチTRAID コラボレーションブーツ)
各￥33,600(税込)
8月より順次発売予定