2012年6月23日、ミラノメンズファッションウィークでバーバリー プローサム(BURBERRY PRORSUM)が2013年春夏メンズコレクションを発表した。テーマは「come rain or shine」。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのクリストファー・ベイリーは、ブランドを象徴するレインウェアを中心に、晴れの日にも雨の日にもふさわしいアウタースタイルを提案した。
主役は色とりどりのメタリックカラー。まばゆいイエローにオレンジ、ピンクやブルーがランウェイを華やかに彩った。アイテムは、サマーツイードなど英国らしい素材を使用し、シルエットもクラシックなテーラードスタイルを継承したデザインがベースになった。そこに組み合わせたシャツやブルゾンのユニークなプリントは、イギリス・ブルームズベリーグループ(第二次大戦前、ロンドンで活躍したアーティストや文化人からなるグループ)のひとり、ダンカン・グラントの絵画から。
足元もメタリックカラーのサンダルやソールでウェアとリンクさせ、エネルギッシュにスタイリングを盛り上げる。雨も太陽も味方につけて、ファッションを、そして人生を楽しもうというメッセージが伝わってくるハッピーなコレクションだ。
ショーの模様は今回も公式サイトやFacebook、オンラインメディアを通して世界中にライブ中継されたほか、今回4回目となるTwitter上でのファッションショー「Tweetwalk」も実施。eコマースサイトでは、7月1日までの1週間限定でスペシャルページを開設し、ランウェイで発表されたばかりのアウターウェアとバッグの予約・購入を受け付けている。