2011-12秋冬シーズンにデビューした「マックレガー(McGREGOR)」の新レーベル「ラグス マックレガー(Rags McGREGOR)」。3シーズン目となる2012-13年秋冬コレクションでは、ジャック・ニコルソン主演のB級バイク映画「REBEL ROUSERS」をテーマに、黒で統一されたライダーズスタイルを提案した。
1930年代から50年代のライダーズスタイルを再解釈し、ラグス マックレガーとしてのアウトローを感じさせるライダーズアイテムを展開。マックレガーのアイコンアイテムであるドリズラーも黒一色。防水性・耐久性に優れたブリティッシュ・ミラレインのコットンを使用するなど、素材にこだわりを見せる。ウールには防水・防風性のあるオーストリア・ローデンを使用。定番のライダースジャケットはカウレザーから今回ホースレザーにし、しなやかさをプラス。その他ムートンのブルゾンなどラグジュアリーなアイテムも登場し、バリエーション豊富なライダーズスタイルを見せる。
すべて黒で統一し、さらに余計な装飾を省いたミニマルなデザインで男らしさを前面に出したラインナップだが、ピーコートのスタッズや、カットソーやジップアップニットについた大きな「REBEL ROUSERS」のロゴがワンポイントに。また唯一の柄であるチェックも黒のみという徹底ぶり。ブルゾンやガウン、シャツにチェック柄を用いたが、その他にジャケットやジレの裏地にも使い、さりげないオシャレを演出。
反抗的でワイルドなライダーたちのスタイルを、モダンに甦らせたラグス マックレガーの2012-13年秋冬コレクション。