トップマン デザイン(TOPMAN DESIGN)の2012-13年秋冬コレクション。若かりし頃のパティ・スミス(Patti Smith)とロバート・メイプルソープ(Robert Mapplathorpe)のダークで官能的、そして文化的な姿勢からインスピレーションを得て、ドイツの首都ベルリンにあるKreuzberg streetの夕暮れにふさわしいコレクションに仕上がった。邪悪で反骨的な感情は、好奇心や実験といった言葉を連想させてくれる。
モヘア、ブークレ毛糸、光沢感のあるビニールや厚めのパイル地のウールといったリッチなテクスチャーの長めで重みのある贅沢なコートは、ウエスト部分にベルトがあしらわれた。テーパードパンツやすそが折りかえしのレザーパンツ、型押しされたレザーのアンクレットブーツをスタイリングさせる事で、特徴的なシルエットを創り出している。上質なニットやトップスは、アシンメトリックなジップジャケットやダブルブレストスーツの中に合わせるのに最適で、スリムなフィット感をもたらした。美しいシルクシャツには、メイプルソープの有名なゆりのプリントからインスパイアされたグラフィックが施されている。
アクセサリーはフッサムエルオデ(Husam El Odeh)によるひも付きのペンダントとロザリオを、手首とネックラインに巻きつけることで、ダークでゆがんだペースと雰囲気を強調した。