ティファニー(Tiffany&Co.)初のドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』が、2016年11月5日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開される。
映画は、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーのエピソードから始まり、ブランドカラーであるティファニー ブルーの誕生秘話や、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側などが明らかにされる。さらに、ティファニーの顧客であった歴代大統領やファーストレディたちについての逸話も話される。
ティファニーが数々の名作映画にジュエリーを提供してきたことは有名だ。それらにまつわるエピソードについても、映画のワンシーンを交えながら紹介される。
例えば女性達のバイブル的海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」からのワンシーンは、ティファニーの前でシャーロットが「一番美しい指輪を見つけよう」とプロポーズされる有名な場面から始まる。ティファニー創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーが1887年に初めて考案した“ティファニーセッティング”は、ダイヤが浮いているかのように魅せる美しいデザイン。130周年を迎えた現在も世界で最もアイコニックな婚約指輪として恋人たちの永遠の象徴となっている。
また『ティファニーで朝食を』では、オードリー・ヘプバーンが演じるホリーが作家のポールと2人でティファニーニューヨーク本店に足を運び、ディスプレイのイエローダイヤモンドに目を留めるシーンが登場する。フィーチャーされているネックレスは、ティファニーのデザイナー、ジーン・シュランバーゼーが1956年頃にデザインした「リボン ロゼット」と呼ばれるもので、中心に輝くイエローダイヤモンドは世界最大級の128・54カラットを誇る伝説の逸品だ。
他にも『クレオパトラ』のエリザベス・テイラー、そしてマリリン・モンロー。また、近年では『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトローなどのハリウッド女優も登場する。さらに、『オーシャンズ11』や海外ドラマ「フレンズ」など、ティファニーがジュエリーを提供した映画のワンシーンも。
監督は、ニューヨーク五番街にあるデパート「バークドルフ・グッドマン」に迫った映画『ニューヨーク・バークドルフ 魔法のデパート』のマシュー・ミーレーが務める。ブランドについての気になるエピソードに加え、目を見張る映像美でジュエリーの世界を楽しむことができる。
【詳細】
映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』
公開日:2016年11月5日(土) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて
監督:マシュー・ミーレー
出演:ジェシカ・ビール(女優)、バズ・ラーマン(『華麗なるギャッツビー』監督)、ロブ・マーシャル(『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』監督)、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(ティファニー初の女性デザインディレクター)他
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