セドリック シャルリエ(CEDRIC CHARLIER)は、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2016年3月2日(水)に2016-17年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。
日常に溶け込みやすいアイテムに、スパイスを加えて、オリジナリティを見出すことを得意とするブランド。今回は色の配置や襟元にアレンジを加えて、洗練さと刺激をあわせもつ最新ルックを届けていく。
ファーストルックでも登場した、少しフレアなラインのショートコート。一見ベーシックなデザインにみえるが、大きなボタンをめくると裏地からは別の色が顔を出し、そのユニークさとは反面、襟元はマニッシュなデザインで、装いを凛々しく引き立てている。また、鮮やかイエローのガウン風コートは、ラペル部分が折り紙のように重ねられていて、独特の厚みがある。
今季のアイコンの一つであるワイドパンツは、内ももから足首にかけてのサイドに、スポーティなラインを配置。モデルの歩みにあわせて、ちらちらと顔をのぞかせ、軽快さと躍動感を与えている。トップスには、ベアトップとドッキングさせたタートルネックをセレクト。こちらもやはりウィットに富んだデザインで、モダンな雰囲気を印象付ける。
モデルたちがぐっと握りしめたハンドバッグは、バスケットボールのようなシルエット。ストラップを本体部分と同じカラーにしたり、異なる色味を選んだり。クロスボディのスタイルでも展開し、様々な楽しみ方を提案している。